過去のお話。 ページ3
勇太 S i d e
勇太『いただきます、』
そう小さく呟いた。
少し大きめのダイニングテーブルに
“ 今日も “ 寂しく1人で御飯を食べる。
流石にもう慣れたけど...やっぱ、寂しさは消えない
偶に思い出すんだよな、、、
“ 昔のこと “
親は共働きでどちらも毎日忙しそうで、
俺に構う暇すらなかった。
朝起きれば即に親は仕事へ行きいないし
夜は帰って来るのが遅いから帰って来る頃には俺は眠りについている
幼稚園児の頃は一緒に御飯食べたりして
それなりに遊んで貰えた。
そんな幸せだった日々が突然 見違える様に変わった
小学に上がってからは親とはまともに話した事もなければ、一緒に食卓を囲んだ記憶もない。
話しかければ、
“ 後でね。 “ “ 今忙しいから、 “
って、ずっとそう返され続け 今に至る。
“ 後でね “ なんて結局一度も来なかった。
けど、
忙しい中 母が作ってくれた手料理が好きだったな、
出来立てはほぼ食べた事は無かったけど
冷蔵庫にタッパーに作り置きした手料理を詰めて何個か保存してあって、
“ 温めて食べてね、学校頑張れ！ “
と たったの一行だけど嬉しかった
俺の事 忘れてないんだ、
って手紙を見る度にそう感じてた。
けど、
両親は離婚して、母は家を出た。
母が家を出てからは更に地獄で御飯何か作ってくれる訳もなく、毎日 インスタントラーメンだった記憶がある。
変わらず父には構って貰えず
俺は完全に邪魔者扱いだった。
毎日の様に、
“ お前さえ居なければ離婚せずに済んだ “
だとか何とか口癖の様に言われたっけな、
両親が離婚した理由は “ 俺にあったらしい “
そんな日々が続き
耐えるしか選択肢が無かった俺はひたすら耐えた
終いには俺は “ 捨てたれ “
連絡も取れないまま 父は俺の前から姿を消した。
ラッキーメンバーカラー
深紅
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伊野尾愛佳(プロフ) - Kanonさん» コメントありがとうございます はじめまして〜 はい、頑張らせて頂きますッ！！ (2020年1月15日 2時) (
レス) id: 0c28c9a95c (このIDを非表示/違反報告)
Kanon(プロフ) - はじめまして(^ ^)続きが気になります！頑張ってください！ (2020年1月10日 0時) (レス) id: e328b19e8d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：伊野尾愛佳
| 作成日時：2019年12月9日 23時
