好きだからこそ 【MUU様 リク】 ページ45
玄樹 S i d e
玄樹『……』
勇太『あ、おはよう。』
玄樹『え、あ…おはよ。』
うっわマジか…神宮寺しか居ないのか。
集合時間より少し早めに来たから誰も居ないだろうと思ったら
すでに神宮寺が居て吃驚した…というより最悪。
だって2人っきりだよ?!
嫌に決まってるじゃん。
前までだったら2人っきりって凄く嬉しかったけどさ
今は……ね、?
取り敢えず荷物を適当に置いて 神宮寺から少し離れた椅子に腰を掛けた。
玄樹『……』
勇太『……』
うッ……き、気不味い。
お互い何も喋らずスマホをいじる
そして沈黙状態が続き 急に神宮寺が口を開いた
勇太『……知ってるんだろ、?』
玄樹『へ?な、何が?』
いきなり “ 知ってるんだろ? ” と言う神宮寺
これってー…まさか、、浮気のこと? いやしか無いよね。
勇太『何がって知ってて聞くなよ。』
やっぱりそうみたい
玄樹『え、、ま…まぁ、、、はい。』
勇太『ごめん。俺…』
玄樹『ッ、、、やっぱ女の子の方が良かったんだね。』
勇太『違ッ…』
玄樹『何が違うの…本当のことじゃん
何も違わないよ!…ねぇ、何で…何で浮気なんてするの!
ずっと一緒だって、ずっと玄樹だけを愛してるって…言ってくれたじゃん!
ぜ、全部嘘だったんだね。』
勇太『……ごめん。
玄樹、俺ら “ 別れよ。 ”』
玄樹『え、、』
勇太『別れよ。 玄樹の為にも、、』
玄樹『は? 何が僕の為なの?
ねぇ何が?…全部自分の都合に合わしてんでしょ?全部全部自分の為じゃん。
何が僕の為だよ……笑わせんな!』
勇太『げ、んき?』
玄樹『いくらなんでも自分勝手過ぎる。
もう良い!知らない!!!』
これ以上此処には居たくなくて勢いよくドアを開けると
唖然としている岸君と廉が目の前に居て
僕はそんな2人を避け逃げ去った。
走ってる途中
ずっと我慢していた涙がツーっと垂れてくる。
無我夢中で走り続けた結果
楽屋からだいぶ離れた場所で周りにはスタッフさんや関係者さんも全くいない
近くのベンチに座った
拭いても拭いても止まらない涙。
…ずっと幸せでいれると思ってた自分がバカだった
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伊野尾愛佳(プロフ) - MUUさん» コメントありがとうございます いやいや全然天才なんかじゃないですよ 笑 続き楽しみにしてて下さい (2019年3月22日 4時) (レス) id: 0c28c9a95c (このIDを非表示/違反報告)
MUU - 神宮寺さん好きなのに作者様が、天才すぎてめちゃくちゃ腹が立ちます( ˙-˙)!続きも楽しみにしてます! (2019年3月21日 0時) (レス) id: e5b63f6c56 (このIDを非表示/違反報告)
伊野尾愛佳(プロフ) - じぐいわloveさん» コメントありがとうございます 今後の展開を楽しみにしてて下さい! (2019年3月14日 12時) (レス) id: eb928dc97a (このIDを非表示/違反報告)
じぐいわlove(プロフ) - 神さんのこの裏切り…許しがたいですね。いわち…大丈夫かな。この先の展開気になるところですね。 (2019年3月14日 0時) (レス) id: 59f2cf45de (このIDを非表示/違反報告)
伊野尾愛佳(プロフ) - 花ふぶきさん» コメントありがとうございます 了解です! リクエストありがとうございます そう言って貰えて凄く嬉しいです ありがとうございます (2019年3月13日 0時) (レス) id: eb928dc97a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:伊野尾愛佳 | 作成日時:2019年1月25日 16時