心配 ページ18
Aside
コンコンッ
((シーーーーーンッ))
私は今、ハンビナがいるであろう部屋の前にいる。
ノックしてみたけど、返事はない。
いないのかな?
そーっとドアを開けると、こちらに背を向けて
ベッドに腰掛けるハンビナの後ろ姿が見えた。
『入るよ?』
ハン『...........』
『ハンビン?ご飯食べよう?』
ハン『........ヌナ』
『ん?』
ハンビナはなにか話そうとしているけど、
まだ背を向けている。
ハン『......おかえり。』
『あっ、ただいま。』
ハン『........俺っこんなときなんて言ったらいいのか分からないんだ。......かっこわるいな。』
『おかえり、で十分だよ。......電話に出なかったから心配してたの?』
ハン『部屋が無施錠でだったこととか、』
『は?!』←
ハン『その部屋にヌナがいなかったこととか、』
『う、ん。』
ハン『連絡つかなかったこととか、全部。』
『........む、無施錠とは?』
オートロックやろが、ここ。←
ハン『......靴べら挟まってたって。』
『え。』
私が間抜けでした、すみません。←
靴べら挟まってた、とか。
どんなオチだよ(笑)
ハン『......よいしょっと。』
『........?』
ベッドから起き上がって、私の方に歩いてきたハンビナ。
今初めてハンビンの顔を見たけど、
”カリスマハンビン”なんてどこにもいない。
眉毛は垂れ下がり、不安げな表情。
『心配かけて、ごめんね?』
そんなハンビンを、見てたら無意識に出てきた言葉。
ハン『ん......。』
『........ハンビン?』
ハン『おかえり、のハグ。俺まだしてない。』
『あっ、えーっと......///』
ハン『おっそい、ほらっ。』
『うわっ//』
気付ばハンビンの腕の中。
久しぶりにハンビンから抱きしめられた。
私はハンビナの背中にゆっくりと腕を回した。
ハン『心配させんな。』
『っ///......はい。』
男らしいハンビナからの言葉に、ドキッとした。
ハン『連れ去られたかと思ったんだからな。』
『ごめんなさい。』
ハン『あーあ、サプライズ台無し。』←
『っそれはごめん!!』
ハン『冗談だよ(笑)今から、でしょ?』
『うん』
ハン『なんで連絡しても出なかったのか、たっぷり説明してもらおうかな。』
『いやっそれは......』
ハン『確信犯だ(笑)』
『ち、違いまーーす!!焦』
いつものハンビナに戻ったみたいで、
二人でリビングに向かった。
213人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
EMI(プロフ) - ななみさん!もう覚えましたよー!コメントありがとうございます(*¨*)励みになります♪更新頑張りますねっ!! (2015年6月6日 19時) (レス) id: 3982b90f05 (このIDを非表示/違反報告)
ななみ(プロフ) - わぁっ♪楽しみにしてたので再更新とっても嬉しいです!これからもふぁいてぃん! (2015年6月6日 19時) (レス) id: 01363cbc3f (このIDを非表示/違反報告)
EMI(プロフ) - ななみさん!覚えてますよ~♪コメントくれて嬉しかったので^^ファンだなんて、嬉しいです♪これからもよろしくお願いします!! (2015年5月9日 16時) (レス) id: 3982b90f05 (このIDを非表示/違反報告)
ななみ(プロフ) - 前もコメントしましたっ!!覚えてくれてたんですね(><)ファンなんで感激です笑 (2015年5月9日 13時) (レス) id: 0dd4e41ac5 (このIDを非表示/違反報告)
EMI(プロフ) - ななみさん!コメントありがとうございます!ずーっと見てくれてるんですね!前もコメントくれました?違ったらごめんなさい(>_<)これからも、きゅんきゅんとどきゅんどきゅんを届けられるように、頑張りますね^^♪ (2015年5月9日 8時) (レス) id: 3982b90f05 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:E0722 | 作成日時:2015年5月6日 21時