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Aside
そのままふわっと力が抜けて、地面にぺたんと座ってしまった私。
自分が思ってたよりもあれが怖かったみたいだった。
京介「…なんでこんなことされてんの」
A「わかんないよ、呼び出されたら急に生意気だとか言われたの」
しかも面識のない先輩。
A「京ちゃんこそ、なんでここに」
京介「……別に、特にないけど」
京介「というか、歩けそうなの？」
さすがに立ち上がるのは大丈夫だろうと思って立ち上がろうとするけど、力が込められない。
A「えぇ……、立てないんだけど、」
そう困惑していると、京ちゃんに手を引かれて、背中におぶられた。
急な出来事すぎて状況が飲み込めない。
A「え、ちょ、京ちゃん、！？」
京介「暴れないで、うるさいし。」
そう言いながら生徒玄関まで向かおうとしているっぽい道のり。
瑠花もこんな気持ちをしたと思うと、どこか悲しくなるところがある。
そして、京ちゃんの石鹸の香りがとても心地よくて、切なくなる。
頬が濡れるのには気付かないふりをして、そのままおぶられる。
京介「泣いてんの？」
けど、それは京ちゃんにはお見通しみたいだった。
A「泣いてないよ」
京介「嘘つき」
階段の踊り場で急に止まったかと思えば、急に私を下ろす京ちゃん。
京介「ほらやっぱり」
そう少し笑ったような声が、めっちゃ好きで、切なくて、かっこよくて。
先輩とあったことなんか全然気にならないくらいだった。
A「泣いてないし」
そう下を向いて誤魔化してみるけど、涙は出てくるばかりだった。
京介「……嫌だったらぶっとばして」
そう言われた途端、目の前が暗くなって京ちゃんの香りで包まれた。
私、京ちゃんに抱きしめられてるんだ。
京ちゃんはとてもあたたかくて、包容力があって、
ますます好きになってしまう。
京介「…泣かせてるのは俺のせい？」
いつもより近い距離で京ちゃんの声が聞こえて、ドキッとする。
A「違うよ、」
全部、全部、京ちゃんが好きすぎる私のせい。
京ちゃんは悪くないから、離さないで。
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みになMINI(プロフ) - 凛果さん» 嬉しいです！！応援、モチベーションになるのでこれからもぜひお願いします✨ (2月28日 15時) (
レス) id: bac6a986c0 (このIDを非表示/違反報告)
凛果(プロフ) - 最高です！これからも応援させてください！ (2月28日 2時) (レス) @page45 id: 7936ef99a2 (このIDを非表示/違反報告)
みになMINI(プロフ) - いかだべーすけさん» 最後まで読んでくださってありがとうございました🥲💞学生牧いいですよね🫶🏻️ (2月27日 20時) (レス) id: bac6a986c0 (このIDを非表示/違反報告)
いかだべーすけ - 無事完結、おめでとうございました！🙌 (2月27日 20時) (レス) @page46 id: e2148a157d (このIDを非表示/違反報告)
いかだべーすけ - 最高でした！！！私も学生牧大好きです😍完結は少し寂しいですが、本当に好きなお話でした！みになさんのお話大好きです！これからも応援してます！！ (2月27日 20時) (レス) @page46 id: e2148a157d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みになMINI | 作成日時：2024年1月9日 22時
