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sieben ページ9

あいつも同じ死神だったっけか、と呟く。













同じ仕事をして出会った奴の名はルートヴィッヒ、といった。



どこか似たものをもつ自分らは自然と同じようなことをするようになっていった。



彼は、ギルベルトのことを「兄さん」「兄貴」と呼んで慕い、ギルベルトもまた、彼のことを可愛がっていた。まるで弟のように。











そんなある日のことだった。
いつものように弟を地上へと送り出した。仕事をしに行く、それだけ言い残し、弟は出かけた。








それからどれ程の時間が経っただろう。
天界を司る神…大神に呼び出されたのだ。

その理由は驚くべき内容であった。




「そちの弟が掟に反した。天界に送るべき魂を救ったのだ。今から処罰を下す」


普「え……?」




それしか言えなかった。あいつのことなら、あり得なくもない…でも、掟のことは頭に入っているはずなのだ。

それを知った上で破った。弟にも弟なりに救いたい人がいたのだろうか。



その当時、ただ冷淡に魂を送り込んでいたギルベルトには分からなかった。














その後、弟…ルートヴィッヒは掟破りにより、死神としての存在を剥奪される。
つまり、消滅したのである。





そのような過去を回想しながら、自分と弟を重ねる。
血の繋がりはないとはいえ、兄弟は兄弟なのだ…と。

















掟破りでも良かった。
今のギルベルトの頭の中にはAを救う、助ける…そのような事しかなかったのだから。


かつての弟のように。

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はる@四季(プロフ) - 三六 月さん» おぉお!本当だ!皆さんありがとう、 (2022年12月17日 20時) (レス) id: 17e09ea40f (このIDを非表示/違反報告)
三六 月(プロフ) - おぉ!!星に色がついてる!おめでとー!!! (2022年12月17日 20時) (レス) id: c56d0b069e (このIDを非表示/違反報告)
はる@四季(プロフ) - モブキャラAさん» ありがとう! (2022年12月11日 7時) (レス) id: 17e09ea40f (このIDを非表示/違反報告)
モブキャラA - ウア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ッッ!!!!!もう、好きだ。うん。激重世界観大好きだからめちゃめちゃありがたい…………!!!新作も全力で応援するぜ✌️素敵な作品をありがとう…………😇 (2022年12月10日 22時) (レス) @page4 id: cebb1c38ee (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:はる@四季 | 作者ホームページ:No.  
作成日時:2022年11月11日 21時

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