13話…ﾏｵｳﾄﾌﾀｺﾞﾉｱﾆ… ページ20
やっとゴール…と思いたいけど、
まだなんだよね〜…
｢ねぇ、サトツさん｣
サ｢何でしょう｣
｢これはどこまで続くの？｣
サ｢この先にある公園までです｣
そこが第2次試験会場ね…
早く終わらないかなぁ…ここ泥濘だから走りづらくて
サ｢それにしても、Aさんは凄いですね｣
｢？｣
サ｢私にここまでついてこれる方なんて初めてで｣
｢ああ、仲間や兄達と一緒に仕事や遊んでる内に自然と体力が付きました笑｣
昔は兄さん達とよく遊んだっけ。
森に追放されてる中遊びに来てくれた兄さん達。
魔王だとか呼ばれてた私をちゃんと人間だと言ってくれたんだ。
でも、旅団が来た時に
『やっぱりお前は魔王だ』
って言って突き放したんだっけ。
それからどうなったか知らないけど。
サ｢失礼ですがお兄さん方のお名前は？｣
｢ああ、兄さん達は双子で上の方はラスル・ゼイレーヌ、下はスレート・ゼイレーヌです。仲が悪いって評判だったんですよ｣
ふふっと笑う。
でも私の事になると息がぴったりになるんだ
ほんと、いい兄さん達だったな。
多分生きてる。
多分。ね
まあ、昔話はこれぐらいにして
後ろからすごく悲鳴が聞こえるんだけど…
サ｢ここの生き物にやられているのでしょう。ここの生き物は皆人を騙して食い繋いでいるので。｣
｢はぁ…｣
怖！
でもサトツさんについていけばなんとかなる…か
と思ったその時
｢！！｣
なんかの生物に遭遇。
サトツさんは気に止めずに悠々と進む。
遅れたら面倒臭いな…
よし
｢カラーズパレット、イエロー。雷奇術！｣
念を使い生物に雷を落とす。
生物は簡単に死んだ。
サトツさんを追いかけよう
と思ったが
サトツさんは止まってこっちを見ていた。
サ｢驚きました…まさか念を使えるとは…｣
｢これも仕事柄です…｣
特質系というのは言わなくても分かるだろうね。
しばらく走ってたら公園の門が見えてきた。
｢サトツさん、ゴールってここ？｣
サ｢そうですよ。第一次試験合格です。おめでとうございます、次の試験までまだ時間がありますので休んでいて下さい。｣
｢はぁい。｣
サトツさんから離れて手頃な木陰を見つけた。
ここで休んでよっと。
ーーーーーーーーーーーー
ラスル・ゼイレーヌ(21)
Aの兄。
しすこーーん((
少し気性が荒くてせっかち
スレート・ゼイレーヌ(21)
Aの兄でラスルの双子の弟。
しすこーーん2号((
超マイペースで優しい
続く (更新停止中)
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コトミ - 01さん 》まぁいいんじゃない？けどそんなに可愛い子いたらいいね（笑） (2015年8月9日 21時) (
レス) id: ced5b2e131 (このIDを非表示/違反報告)
01 - 100人中100人が振り替えるとかあり得ない いくら二次元だとしても無理 フェイタンあたり振り返らないだろうし…せめて70から75ぐらいですよ まぁそれでも多めだろうけど (2014年1月20日 19時) (レス) id: 99f6d77401 (このIDを非表示/違反報告)
フウカ - コメントありがとうございますっっがんばって更新します!(^^)! (2013年9月24日 21時) (レス) id: 89b2cc93a9 (このIDを非表示/違反報告)
蜂乃兵 - ちす☆続きが見たいなぁ〜 (2013年9月24日 17時) (レス) id: a7f5e4bb25 (このIDを非表示/違反報告)
あみコ☆@絵描くの楽しすぎww(プロフ) - フウ、小説書くの上手くなった(゜ロ゜)！！ (2013年9月22日 20時) (レス) id: ecc7616461 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雪寝子 | 作成日時：2013年8月8日 13時
