4話 ページ5
仕事の電話を終えて龍と楽が居る舞台袖に行く。何で天居ないんだろ？って思っていると何故か天がIDOLiSH7に混じって踊っていた。
「あれ、何で天がIDOLiSH7のリハに出てるの？」
楽「知らねぇ。」
「…はぁ…素直じゃないと言うか何と言うか…」
龍之介「あ、終わったみたい。」
終わったらすぐ戻って来るかと思ったけどまた何か言ってるみたい。プロとして今回の件が許せないのは天の性格を知ってるから分かるけど…
一織「九条さんの意見は正論です。ですが、1つだけ聞かせてください。私達が他のグループでも貴方は同じ真似をしたんですか？」
天「…何？」
一織「しなかったでしょう。私達がIDOLiSH7だから、貴方の不肖の弟が居るからだ。」
紡「い、一織さん…」
一織「過干渉なんですよ、貴方は。そんなんだから、あの人が1人で何も出来ない甘やかされた人間に育つんでしょう！」
天「…はぁ？」
喧嘩になりそうだから止めに行こうと龍が行く。さすがに本番前に喧嘩とかされたくない。私も楽も一緒に向かう。
龍之介&大和「「「こらこらこらこら！」」」
大和「ダメだろイチ！こっちは助けて貰ったんだから！どうもすみませんでした！」
龍之介「天も一織くんの言う通り他の事務所の事に口出し過ぎだ！こちらこそすみません、出過ぎた事を！」
大和「いやいや、とんでもない！いつもお世話になっちゃって！今度ぜひ、これ、行きましょう！」
龍之介「あぁ、ぜひぜひ！時間のある時に1杯やろう！」
龍と大和くんはいつの間にか飲みの約束をしている。私も連れてけよ←
「ほら、天。行くよ。」
天「…ちっ…」
一織「は？何ですか？舌打ちしました？聞こえましたよ。ねぇ、ちょっと！」
大和「良いから、お前も此方に来い！」
一織くんの話も聞かなきゃダメだけど今は離した方が良い。はぁ…胃が痛い。
天を楽達と居させて謝りに行く。天にそこまでやらなくて良いとか言われたけどこれからの関係の為には謝罪するべきでしょ。
「重ね重ねごめんね。」
大和「いや、大丈夫だ。」
「…陸くん、何が原因かは私には分からないけど無理はしないでね。」
陸「はい…」
「本当にごめんね。天には私からも注意する。」
IDOLiSH7と紡ちゃんに頭を下げてTRIGGERが居る場所に戻ると天が龍の足を踏んでいた。
龍之介「俺より天の方が地上に近いのに？…っ、いたたた！ごめんって！」
「…何やってんの、君ら。」
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作者名：りんご | 作成日時：2018年11月27日 2時
