【稜雅】これからも #4 ページ6
「私も、船津くんが、稜雅くんが好きです
付き合ってください」
お互い顔を見合わせて
肩の力を抜いて笑う。
「あーwwなんだースッキリした！」
『いやwwwwてっきり振られるかとwww』
「はーバカみたいwwこっちこそ嫌われてるかと思ったじゃんww」
『それは、その、さーせんww』
「まあいいけどさ」
『ん？』
「船津くんってほんと奥手のくせにやってくれるよね」
『どういうことだよwwwwwww』
「だってそうじゃ･･･」
こいつ、こういう作戦だったのか。
暗いから全然気づかなかった。
気づいた時に私は船津くんにキスされていた。
『こういうこと？』
「っ、」
かっこつけてるつもりなんだろうけど顔真っ赤だよ。
まぁ、私もだけど。
『あと船津くんじゃなくてさ』
「稜雅くん」
してやったり、船津稜雅め。
『待って、そういうの反則』
「仕返しだよバーカwww」
なんやかんやで
お互い両片思いが実ったってことで。
結果オーラいってことですかね。
いい年して深夜の住宅街でぎゃーぎゃーはしゃいで
ようやく私の住むアパートに辿り着く。
さっきまでは気まずくてしょうがなかったのに
こんなにも別れが惜しいなんて。
「ふな･･･稜雅くん、今日はありがとね」
『う、うっす。こちらこそ付き合ってもらっちゃって･･･』
「終わりよければすべてよしだよww」
『そういうことにしときやすww』
「じゃあ･･･また明日ね」
なんだか照れくさくなってそそくさと帰ろうとすると
『ま、待って』
腕を掴まれ、振り向くと
ちゅ、
『さっきの仕返し。また明日ね』
唖然とする私を横目に全速力で走って帰った。否、逃げた。
くっそ･･･やり逃げかよ･･･
そんなこんなでようやく結ばれましたけど
これから毎日がキラキラ輝いてて
楽しくて仕方がないことはきっと間違いないんだろうな。
後日、サークル内にて
先輩『よう、稜雅！作戦うまくいったか？wwwww』
『え、あ、ちょっとwwwwやめてくださいよ本人の前で(小声)』
先『その様子だとうまくいったんだろ？ひゃーめでたいねぇ』
「先輩、何の話ですか？」
先『おwwwwwwそれがなwwwwwww』
『ちょ！！？？』
稜雅くんと結ばれたあの日。
どうして誰もサークルに来なかったのかがようやく分かったのであった。
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ぐれまろ - ありがとうございます。待ってます！！ (2016年3月29日 22時) (
レス) id: 30fbe60661 (このIDを非表示/違反報告)
翼(プロフ) - ぐれまろさん» わかりました！遅くなってしまうと思います…申し訳ないです(>_<)気長に待って頂けると幸いです(>_<) (2016年3月29日 1時) (レス) id: 71cb27a5b7 (このIDを非表示/違反報告)
ぐれまろ - すけさんは「全部」、やでさんは「この気持ちは」がいいです。お願いします！ (2016年3月24日 19時) (レス) id: a7a2e7053d (このIDを非表示/違反報告)
翼(プロフ) - ぐれまろさん» コメントありがとうございます、了解しました！どのお話のアナザーがいいでしょうか？ご希望があればぜひお願いします！ (2016年3月23日 4時) (レス) id: 6df3cc253a (このIDを非表示/違反報告)
ぐれまろ - 最高です！ すけさんとやでさんのアナザー見たいです。時間あったらお願いします！！ (2016年3月21日 1時) (レス) id: a7a2e7053d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：翼 | 作成日時：2015年5月11日 22時
