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◆過労6 ページ23

『ごめん胡桃』


「皆にもっっ」



『びゃ…白先生…鍾離先生…ご…ごめんなさい』タジ


「七七は?」ピョン

『ナナちゃんも…ご…ごめん』




『えっと…あのっ…今上手く考えられなくて…』







何かいけない事言っちゃったかな…えっと











「私達もう“家族”でしょ?」








『か……ぞ…く?』





家族?私が?…











『し…心配をお掛けしまし…た』






ペトッ


『っ⁈』


「ふふっ…理解したか?」


頬に添えられたのは彼の手だった
ゆっくりと撫でられる…


見上げると普段より優しい雰囲気の彼と涙目で笑う胡桃の顔
横で微笑む白先生




『わ…私が…家族で良いの?』





「私はそう思ってたんだけど…」ズビッ





私だけそう思ってた…





胡桃もそう思ってくれてたって事…?







私が……《宝物(家族)》?








《それ程お前の事が大切だと言う事だ》







鍾離さんが言ってくれた言葉が反復する





皆がそう思ってくれていたと改めて自覚する






こんな幸せな事ないよね?






『……』ボロボロボロボロボロボロ



「Σ⁈」
「…」ぎょっ



ポポポポポポポポポポポポポポポポポポポポポポン



「「⁈」」





『か…家族』ボロボロボロボロ



ポポポポポポポポポポポポポポポポポポポポポポポポポポポポポポポポポポポポポポポポポポポポポポポポポポン






「ちょっ…まっ…ぐすっ…A…泣かないでよっ…花がっ……止まっっ」ベショ







凄い勢いで今までにない大量の花が咲き…


落ちては咲きを繰り返して



あっと言う間にベッドは各地方の花で埋まっていった






二人で大号泣…






「ふふふっ…本当に不思議ですね」





「A…落ち着くのだ…か…身体に負担が掛かってしまうっ。今はもう何も考えなくて良い。心も身体も休息が必要だ」


側に居た異様な光景に二人で彼女を落ち着かせると
咲くペースがゆっくりになり、最後の一輪の花が咲くと
他の花は咲かなくなった



『……っひっ……◯△×※□』ぐしゅっ

「何言ってんの?」ズビッ




『お…お薬…飲まなくていい?』ズビッ







「「それはダメだ(よ)(ですね)」」

◇復活→←◆疲労5



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作者名:紺翠 | 作成日時:2023年2月17日 7時

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