◇盲目の歌姫2 ページ34
そこに現れたのは璃月の核と言ってもいい最高指揮官…
璃月七星に所属している凝光が立っていた
「久しぶりねA」
『凝光さん⁈何故ここに』
「暇潰しよ」
『えぇ…』
「ちょっと…何でAこの人と知り合いなの⁈」
『香菱のグォパー饅が話題になった時に食べに来たんだよ…あなたがこの商品の発案者なの？って割と付き纏われてるから苦手なんだ』
ボソボソと耳打ちをしていると先程の彼女の発言にハッてする
『ちょ…ちょっと待って私まだ歌うって言ってない！』
「あら？そうだったの？それは残念ね？いくつか報酬も用意しようと思ってたのだけれど…」
「えっ報酬⁈」
『ちょっと胡桃…』
目がモラになっている
「私の耳に届いてる情報だと甘美な美声と聴いた事のない曲を奏でると聞いているわ」
どこから仕入れるのっそんな情報っ……
て、言うか…私を商品にする気だな…
「…じゃあ私達も参加して良いかな？そうすれば彼女のフォローもできるし、大丈夫じゃない？」
「ええ構わないわ。人数は多くて5人くらいかしらね？」
『胡桃は報酬が欲しいんでしょ？』
「怒んないでよ〜ね？ほら、いつもみたいに私を手伝ってくれるみたいにさ？」
「僕も手伝うよ！」
「行秋は……いいかな」
「何でさっっ」
「ふふっ決まりね？出し物は自由にしてくれて構わないわ？細かい決まりが決定したらまた連絡してちょうだい。良い返事を待っているわ♪」
そう言って彼女は帰って行った
『行秋がっ余計な事言うからっっっ』
「それに関しては僕じゃなく君だと思うな」
火傷するぜ！とか…寧ろ聞けって事じゃん
『どうしよう…』
「大丈夫だって！何とかなるから♪海灯祭までまだ時間あるし、重雲達にも声掛けてみよ」
そう言って、取り敢えず解散になった…
『……』
困った…流れに押し負けてしまった…
歌う事は嫌いじゃない…好きだ…だけど
人前でってなると…逃げ出したくなる…
上手く歌えるだろうか……
「浮かない顔だな」
『鍾離…さん』
下を向きトボトボと歩いて居ると目の前から紙袋を掲げた彼が立っていた…
買い物帰りなのだろうか…
「どうした？話しを聞くぞ？」
『……大丈夫。もう少し考えたいから…』
「そうか…話したくなったらいつでも言いに来るといい」
深く聞かずに撫でてくれた。
とてもありがたい…
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葉(プロフ) - nanoさんご指摘ありがとうございます！鍾離先生の二人称を意図的に変えています！後程空君も出て来ますし、夢主ちゃんをより一層特別に感じて欲しいからです！モヤモヤさせてしまって申し訳ありませんっ (2023年2月15日 7時) (
レス) id: b63a4d1e18 (このIDを非表示/違反報告)
nano(プロフ) - 余計な事だったらすみません！おそらく鍾離先生の二人称は（君）ではなく（お前）だと思われます（汗）でも個人の解釈で変更しているのならすみません…ずっとモヤモヤしてたので！お話はとても面白いです (2023年2月14日 21時) (レス) @page21 id: bd4e1a1598 (このIDを非表示/違反報告)
葉(プロフ) - ほのかさんありがとうございますっっ！とても励みになります！嬉しいっっ更新頑張りますね！♪ (2023年2月8日 19時) (レス) id: b63a4d1e18 (このIDを非表示/違反報告)
葉(プロフ) - 苺さんごめんなさいっっっ外したつもりが、外れてなかっっっったっっっっっ外しましたっっっ何度もすいませんんんんんっ (2023年2月8日 19時) (レス) id: b63a4d1e18 (このIDを非表示/違反報告)
ほのか(プロフ) - 最高に面白いです！！！更新されるたび吹っ飛んだこっちきますね！応援してます！ (2023年2月8日 18時) (レス) @page3 id: 5ab7e5fc20 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紺翠 | 作成日時：2023年2月7日 22時
