◇デート4 ページ25
人前で歌う事が恥ずかしいのに、何故人前で接吻をするのには抵抗がないんだっっっ
「……」
『鍾離さん？具合悪い？』
自身の照れに動揺してしまい思わず口元を手で覆うと
気分が悪いと勘違いする
何故、こうも頓珍漢なのだっっっ
可愛いらしいがっっ
「いや…大丈夫だ」
『お水貰って「Aっ…大丈夫だ」
「ただ…嬉しかっただけだ」
飲み物を取りにガタっと立ち上がった彼女を制すると、何でもないと席に座らせるが、彼女の口からとんでもない事が告げられた
『本当！やっぱり嬉しいよね！私もされて嬉しかったから』
「待て…誰にやられた」
『……Σあ…』
言ったらダメって魈に言われたんだった
やってしまった…
『あ…えっと…(焦』
「俺に言えないのか？」
『う……ぁ…(ダラダラ』
彼女の焦り様に、俺自身も焦っているのがわかる
『しょ……魈に…おでこに……おやすみって』
ごめん魈……私の弱点も鍾離さんみたいだ…
あんな綺麗なお顔で詰められると無理…
「…魈か」
あぁ…今朝言い掛けた事はこの事だったのか…
た…確かに彼なりの愛情表現かもしれないが…あの魈がな…
『キスは仲良しの証って辞書に書いてたから…嬉しいなってなって…私も鍾離さん大好きだから…てっきりして欲しいのかと…嫌だった？』
「いや、好きな者にされて嫌な訳が無いだろ？」
『そっか♪なら良かった』
何故こうも伝わらないんだっ
彼の苦悩は始まったばかりだった…
───────……
「失恋だ…」
「そう落ち込まないでよ〜」
「多分あれ分かってないやつだね♪」
「何？それは本当か？」
「きっと行秋が貸してくれた本に書いてた〜って思ってる顔だね♪」
『へくちっ』
「大丈夫か？少し冷えたか…」
『んー…じゃあ帰ろうかな』
「やべっっ！じゃあお二人さんっ私は先に帰るよじゃね！」
そう言うと彼女は走って帰って行った
「香菱。お支払いを…」
『ご馳走様でした♪香菱おいしかったよ！』
「あ…あぁ(焦)お粗末様！また来てね♪」
『？…あ！重雲！そこで何してるの？』
「Σ…や…やぁA君もご飯食べに来てたのかい？」
『何でそんなぎこちないの？』
「な…なんでもないさっ」
『変なの…じゃあ私はこれで♪またね！』
そう言うと二人共帰って行った
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葉(プロフ) - nanoさんご指摘ありがとうございます！鍾離先生の二人称を意図的に変えています！後程空君も出て来ますし、夢主ちゃんをより一層特別に感じて欲しいからです！モヤモヤさせてしまって申し訳ありませんっ (2023年2月15日 7時) (
レス) id: b63a4d1e18 (このIDを非表示/違反報告)
nano(プロフ) - 余計な事だったらすみません！おそらく鍾離先生の二人称は（君）ではなく（お前）だと思われます（汗）でも個人の解釈で変更しているのならすみません…ずっとモヤモヤしてたので！お話はとても面白いです (2023年2月14日 21時) (レス) @page21 id: bd4e1a1598 (このIDを非表示/違反報告)
葉(プロフ) - ほのかさんありがとうございますっっ！とても励みになります！嬉しいっっ更新頑張りますね！♪ (2023年2月8日 19時) (レス) id: b63a4d1e18 (このIDを非表示/違反報告)
葉(プロフ) - 苺さんごめんなさいっっっ外したつもりが、外れてなかっっっったっっっっっ外しましたっっっ何度もすいませんんんんんっ (2023年2月8日 19時) (レス) id: b63a4d1e18 (このIDを非表示/違反報告)
ほのか(プロフ) - 最高に面白いです！！！更新されるたび吹っ飛んだこっちきますね！応援してます！ (2023年2月8日 18時) (レス) @page3 id: 5ab7e5fc20 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紺翠 | 作成日時：2023年2月7日 22時
