◇採取2 ページ20
「先程は…失礼を…申し訳ありません」
「ハハっ俺がこの程度で怒る筈ないだろ？余程嬉しかったのだろう…気になりはするが、プライベートに口を挟むほど愚かではない」
「寛大なお心遣い感謝致します」
「彼女には笑っていて欲しいからな」
「…はい」
『えっとこの辺に…あった。魈〜』
「呼んでいるぞ」
「行って参ります」
本当に穏やかな表情をするようになった…
彼にその自覚はないが、それがお互い今の良い環境になっているのだろな…
『あそこに清心の花があるんだけど…』
「分かった」
シュッと消えて一瞬で戻って来た
「これだけで良いか？」
『うん…ありがとう…。魈の瞬間移動って元素力なの？』
「あぁ、我の場合は仙力も混ざっている」
『……ここから…あそこまで』
あそこまで一瞬で行けたら時間短縮になるなぁ
「行ってみたいのか？」
『感覚を味わってみたい』キラキラ
彼女のいつもの好奇心の目である。んって両手を広げて待っている…
連れて行けと？
承認を得る為チラッと後ろに立つ彼を見ると
彼はニコリと笑った
「…では、捕まれ」
『やったー♪あそこ！あそこに咲いてるの』
「分かった」
彼女を抱え彼女が指定する岩場へと飛ぶと
彼女は歓喜の声をあげる
『魈！魈！高いね♪』
「ばっ(焦)手を離すなっ」
『でも手を離さないと採れないよ？』
「……我が採る。絶対離すな」
『分かった…………』･ω･) じぃっ
「何だ？」
『へへへっ何でもないよ』
採った花を渡すとありがとうと言い礼を言った
直ぐ下に降ろすとニコニコで彼の元へと走って行く
『先生！魈が採ってくれた♪』
「ふふっ良かったな」
たまに見せる幼さは、心から楽しんでる時に出るようだ
彼女本来の人間性が垣間見る事が出来て、何とも穏やかな気持ちになる
『次は夜泊石！』
「それならそこの洞穴の所にある筈だ」
順調に必要な物を必要な分だけ採って行く
『次は…これなんて読むの？』
「…るりゆりだな。これはここには無いから璃月港に咲いている」
『あー、あの青いお花かじゃあこれは後だね…………げっカエル…』
最後の文字を見てあからさまに嫌そうな顔をする
「苦手なのか？」
『カエルが嫌と言うか…水辺の生き物が苦手と言うか』
気持ちは凄い分かる…
かく言う俺も海洋生物は苦手だ…
「魚も確か触らなかったな…」
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葉(プロフ) - nanoさんご指摘ありがとうございます！鍾離先生の二人称を意図的に変えています！後程空君も出て来ますし、夢主ちゃんをより一層特別に感じて欲しいからです！モヤモヤさせてしまって申し訳ありませんっ (2023年2月15日 7時) (
レス) id: b63a4d1e18 (このIDを非表示/違反報告)
nano(プロフ) - 余計な事だったらすみません！おそらく鍾離先生の二人称は（君）ではなく（お前）だと思われます（汗）でも個人の解釈で変更しているのならすみません…ずっとモヤモヤしてたので！お話はとても面白いです (2023年2月14日 21時) (レス) @page21 id: bd4e1a1598 (このIDを非表示/違反報告)
葉(プロフ) - ほのかさんありがとうございますっっ！とても励みになります！嬉しいっっ更新頑張りますね！♪ (2023年2月8日 19時) (レス) id: b63a4d1e18 (このIDを非表示/違反報告)
葉(プロフ) - 苺さんごめんなさいっっっ外したつもりが、外れてなかっっっったっっっっっ外しましたっっっ何度もすいませんんんんんっ (2023年2月8日 19時) (レス) id: b63a4d1e18 (このIDを非表示/違反報告)
ほのか(プロフ) - 最高に面白いです！！！更新されるたび吹っ飛んだこっちきますね！応援してます！ (2023年2月8日 18時) (レス) @page3 id: 5ab7e5fc20 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紺翠 | 作成日時：2023年2月7日 22時
