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◇修行9 ページ35

あれから更に数日が経過していた

毎朝と手が空いている時は槍の稽古をやるのが日課になっていた


『っ……』

シュン……ガッ……

右…左……右…下…

ここで踏み込んでっっ


ズリィィイっ!!!!​───────


『うぁっ⁈』ドシャッ



ヒュンヒュンヒュンヒュン……


ドスっっ!!!!!


『ひえっっ』

砂利で滑り腰を着いた後、上へと舞い上がった槍が
勢い良く地に突き刺さる…

丁度脇と腕の間を通って刺さっていた


『怖っっっっ……っ怖っ…』

ヒヤッとしたが放心状態にはならなかった
咄嗟に避けれた自分が居たからだ

そのままゴロンと寝っ転がると振り返る

そんな状況もあるから経験値としてある意味良かった?
全然良くない……どんどん血の気が引いてきた…



そんな事を考えていると血相を抱えた二人が走って来た

遠くからでも誰だかわかる…





あ、これ怒られるやつだ…





「「A!!!!」」
『はぃいぃい』

「怪我はないか!!!!」
『無いですっっごめんなさいっっっっ』

「馬鹿者っっ」
『ごもっともですっごめんなさいっ』

「この場に来た途端槍が刺さって倒れて居るからっ我は(めちゃくちゃ早口」


そうかアングル的に刺さって倒れてるように見えるのかっ


『ごごごごめんなさいっっっっ』

「まさかっ最近良く出掛けているのは1人で稽古していたのかっ」


『…えっと……(ダラダラ』


「それは肯定と受け取って良いんだな」



ひぃ…怒ってるぅっ…


『……はぃ…』

「……まぁ良い」


ぎゅうううううっ


『んぅ…っ苦しっ』
「お前が人一倍努力家なのは知っている。だがこれで死んだらその苦しみも味わえなくんだぞ?」

普段のように優しく抱えられるのではなく
男性特有の力の入り方で強く抱きしめられた

その強さで心配の度合いがわかる



『ごめんなさいっ』

「全く……無事で良かった」

『魈もごめん』

「お前が…無事ならそれで良い。次から絶対我を呼べ。必ず絶対にだっっっ」


魈にまで抱きつかれてしまった


『本当にごめんっ絶対必ず呼ぶようにする。でも二人が嫌だから1人でやってた訳じゃなくてっ』

「それは分かっている!お…お前が頑張っていた事は我も見ていた。しかし、まだ稚拙なお前がその様な考えに至るのは考えが浅はかだ」

『……』

申し訳無く思い、自然と正座になる

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(プロフ) - わわわわわっ申し訳ありませんんっありがとうございますっっ!気が付きませんでしたっっ!外しましたっっっ!ご報告ありがとうございます! (2023年2月8日 17時) (レス) id: b63a4d1e18 (このIDを非表示/違反報告)
りんご - オリ‘フラ立ってますよ!外したほうが良いと思います。 (2023年2月8日 11時) (レス) id: 40f7098858 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - あぁあありがとうございますっっ色々書きたい話し沢山あるので頑張って更新出来たらなぁと思います!とても励みになりますご感想ありがとうございました! (2023年2月7日 19時) (レス) id: b63a4d1e18 (このIDを非表示/違反報告)
ももももももつつつ - 更新頑張ってください!!!! (2023年2月7日 16時) (レス) id: 0eb447a2e9 (このIDを非表示/違反報告)
ももももももつつつ - いいですね、この関係性というか話の進み方構成というか、、好きです…… (2023年2月7日 16時) (レス) @page32 id: 0eb447a2e9 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:紺翠 | 作成日時:2023年2月1日 10時

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