十字架の怒り ページ3
隣の島はかなり栄えており、まぁまぁ資源もあるように見えた。
ﾚｲﾝ「普通に観光地だな。」
リン「ね、元の世界じゃあ考えられない……。」
『違う世界から来たことは黙っておけよ、政府に利用されかねん。』
ﾚｲﾝ・リン「「分かった。」」
するとレインが足を止めた。
ﾚｲﾝ「ん？ｽﾝｽﾝ…ミリとロキとライフェの匂いがするぞ？」
『何処からだ？』
ﾚｲﾝ「アッチからって……え？」
レインが指を指した方向を見ると……
ミリ「離してよっ、僕何にも悪い事してなーい！」
ﾗｲﾌｪ「痛っ！離して下さい！！」
ロキ「っ〜！！」
海賊に捕えられている3人が見えた。
私は足を進め、ミリの腕を掴み寄せた。
『私の仲間に何か……用か？』ｷﾞﾛｯ
海賊「ﾋｯ、お、俺達ァ海賊なのによォ！其奴生意気なんだよ！！」
ミリ「ぅう〜……怖いよぉ！」
私はミリの頭にポンと手を置いた。
『安心しろ。』
『30秒で終わらせる。』
目の前の男の足を引っ掛け、転んだ所で鳩尾に膝を喰らわす。
次にライフェルを掴んでいた男の首をへし折り、ライフェルをレインの方に投げる。
そしてロキを取り押さえている男5人の首を能力で作った短刀で跳ねる。
そして残りの1人になった。
海賊「ﾋｯ、ヒィ！バケモノ！！！」
『ふっ、バケモノ…か。まぁ強いて言うなら……』
『怪物、だな。』
その場で腕をもぐ、その次は＿＿
リン「主、もう辞めて。そいつ、出血多量で死んでるわよ。」
そこには青白い顔をしたさっきの男が居た。
『……ロキ、ミリ、ライフェル、無事か？』
ミリ「うん！」
ロキ「……あぁ。」
ﾗｲﾌｪ「はい、投げられたのちょっと痛かったですけど……。」
『それはすまない、久しぶりだったものでな……。』
「あ、あのっ！」
『……？どうした？』
「これ、良ければ使って下さい！あの海賊団が来てから……私達怖くて！」
『そうか……よく頑張ったな。』
「！！///////いえ、そんな///////」
『？』
ﾚｲﾝ「うわっ、またやってるぜ……。」
リン「怖いわね、天然タラシって……。」
『聞こえてるぞ、後私は天然じゃない。』
ﾚｲﾝ「じゃあ何であの女が顔赤くしたか分かるか！？」
『熱でも出たんじゃないのか？』
ﾚｲﾝ「ほーら！！！」
リン「うん、でもそんな所がしゅき！！」吐血←
『気持ち悪いな、で？お嬢さん。』
「は、はひっ！///」
『これは何処のログポースだ？』
「これはゴア王国っていう国のログポースですよ。」
『そうか、ありがとう。』
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作者名：神機@jnki | 作成日時：2019年7月26日 0時
