２５.弱き敵 ページ6
諭弥ｻｲﾄﾞ
一瞬乱歩さんが見えたかと思えば二人の男性に引き摺り込まれていくのが見え,俺は人混みを掻き分けて後を追った
そこには何やら注射のような物を打たれてぐったりした乱歩さんと二人の男がなめたような目で俺を見た
男２ 「なんだてめぇ…コイツの知り合いか？」
男１ 「まぁいい…コイツにも打ってやろうぜ」
…完全に俺のことなめてやがんなコイツら…
…見た目一般人だから異能力を使うのは危ない…素手でやるしかないな
…汚れたくないけど
諭弥 「…お前ら…俺の兄さんにそんなもん打って
…ただで済むと思うなよ？」
ポケットに手を突っ込み低い声で言った瞬間男達がナイフを取りだし俺に飛びかかってくる
それをひらりとかわし,ナイフを持った手を蹴り上げ,鳩尾に膝蹴りを御見舞いする
その間,僅か三秒
手は一切使っていない
それだけで崩れ落ちた男達を横目に俺は乱歩さんに駆け寄った
諭弥 「乱歩さん…帰りましょう」
乱歩 「…ごめん…諭弥君…迷惑かけて…」
ポロポロと泣きながら謝る乱歩さんの頭を撫でてお姫様抱っこをすると,乱歩さんは俺の胸元に顔を埋めてぎゅっとだきついた
ヤバい…帰るまで理性持つかな…
なんて思いながら去り際に未だに悶え苦しむ男達を踏みつけて探偵社へと向かった
乱歩 「…ねぇ,敬語…」
諭弥 「…ｽｲﾏｾﾝ(汗)」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 104人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「文豪ストレイドッグス」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
碧(プロフ) - 遊民さん» わかりました！！ (2017年4月7日 23時) (携帯から) (
レス) id: 7096e0dc28 (このIDを非表示/違反報告)
遊民 - この作品大好きで何時も更新楽しみにしてます！！もしよかったら諭弥くんのショタ化ネタが見たいです！ (2017年4月7日 23時) (レス) id: c0e23e3f9c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：碧 | 作成日時：2017年3月24日 23時
