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38話目。by闇鍋ソース ページ40

「わかった…騒ぐな、文句言うな、絶対に…それが相部屋の条件だ。困るのは<貴様ら>だろうがな…」

「やったー!」

ギャリーは心底不機嫌に言った
ローザは喜んで万歳三唱
そんななか飲み込めないようにフィルテが聞いた

「え、僕も…?」

「お前、リルシェにどう落とし前つけるつもりだ?女と寝るんだぞ?それも今日あったばかりの。」

「あっ…」

そこで彼はリルシェのことを思い出した
今までずっと一緒にいたが、今日あったばかりの子と今まで過ごしてきた自分でなく寝るなんて

「恋愛じゃなくても嫉妬するんじゃないか?まぁ私の知ったところではないがな。」

「えぇ…!?」

「せいぜいあがけガキ。」

「ギャリーさん!?ギャリーさぁぁぁん!?」

ギャリーはスカッとしたと言わんばかりに意地悪な笑みを浮かべて去っていった

ーーーーーー

「と、言うわけで寝ることになったが…」

部屋にはベッドが二つしかなかった

「ジョーカー、お前はベッド使え。」

「え、でもギャリー…」

「野宿にはお互いなれてるだろう?お前は只でさえ体が弱いのだから使え。私は壁で寝る。」

「わ、わかった…お休みギャリー…」

「あぁ…」

先にジョーカーを眠らせたギャリー
しかし問題はここからだった

(あのハエとガキはベッドで寝るだろうが…もしリルシェ達が了承しなかったらどうするか…)

というか彼は女が同室なのも嫌なのだが、そうなればローザは路頭に迷うだろう
流石にあの卑しい奴等のもとへ向かわせるのも酷

「…チッ」

どれにせよ女性陣はいい顔しないだろう
もしかしたらいいと言うかも知れないが
そうなったら捨てればいい
ギャリーはそう思いながら簡素だがミニミニサイズのベッドを作り始めた
コソコソと

(別にあいつらのためじゃない…良質な睡眠がとれなかったら私が困る…それだけ…それだけだ!)

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吹雪ほのか@受験生(プロフ) - 更新しました!お話の更新は続編でお願いします! (2019年7月15日 21時) (レス) id: 694f5d10ee (このIDを非表示/違反報告)
吹雪ほのか@受験生(プロフ) - 更新しまーす! (2019年7月15日 20時) (レス) id: 694f5d10ee (このIDを非表示/違反報告)
86(ハチロク)(プロフ) - 更新しました。 (2019年7月15日 9時) (レス) id: b1210a8af9 (このIDを非表示/違反報告)
86(ハチロク)(プロフ) - 更新します。 (2019年7月15日 8時) (レス) id: b1210a8af9 (このIDを非表示/違反報告)
闇鍋ソース(プロフ) - 更新しました (2019年7月14日 22時) (レス) id: a314e0ab78 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:吹雪ほのか@ピノさま | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2019年7月5日 20時

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