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37話目。by闇鍋ソース ページ39

「え、えっと…ぼ、僕はいいんだけど…ね?」

少し引目にフィルテは後ろを見た
そこにいるのは相も変わらずがぶ飲みを続けるギャリーの姿
既に何本もワインの瓶が散乱している

「ちょ、ちょっと待ってて!」

フィルテはそういい、ギャリーのもとへ向かった

「ギャ、ギャリーさん…」

「あ"ぁ?」

「ヒッ…」

酔っぱらったのか物凄く不機嫌な目付きでギャリーはフィルテを睨んだ
しかしそれは顔面だけで、ちゃんと頭は回っているようだ
少しキレやすくなってるが…

「の、飲んでますね…」

「貴様らがドンチャン騒ぎを更に悪化させたからなぁ…酒飲まずしてやってられるか…クソ…」

そう言うと彼は残りの酒をすべて飲み干した

「え、えっと、相談なんですけど…あ、あのこが僕と一緒の部屋で寝たいと…」

「却下。」

「即決!?」

「当たり前だ!女性陣の部屋はギリギリだろう?それなのに男しかいない部屋に女をいれられるか!それに…」

ギャリーはローザを凝視する
彼女はポッと顔を赤く染めるばかり

「どう考えても色恋沙汰だ。面倒極まりない。そんなもの此方に持ってくるな!」

「は、はい…」

「ちょっとーおっちゃんケチだよー!いいじゃない!お人形さんくらいの大きさしか無いんだから!手間とらせないわよ!」

そんな最中ローザが割り込んできた

「おっ…!?私はまだ20代前半だ失礼な!」

「ぜーんぜんそうは見えないよー?ほら、目とかシワよってるしぃ?」

「だ、だまれクソガキ!それにだな…部屋は私と私のつれ、そいつが使うんだ。」

「ゲ、マジ?」

「そうだ。だから貴様を入れる余裕などない。別を当たるんだな…それに、お前の人気ならそこらの害獣が喜んで相部屋してくれるぞ?ヴァージンはどうなるかしらんがな…」

男たちはその言葉に鼻の下を伸ばし始めた
ローザの顔は一気に青ざめ

「やだやだやたやだぁ!フィルテと一緒の部屋じゃなきゃやーだー!」

「んなっ!こいつ駄々こねるな子供か!」

「フィルテは私の赤い薔薇なの!絶対一緒に寝るんだい!」

そういってフィルテにすがり付くローザ
これには二人とも頭を抱えた

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吹雪ほのか@受験生(プロフ) - 更新しました!お話の更新は続編でお願いします! (2019年7月15日 21時) (レス) id: 694f5d10ee (このIDを非表示/違反報告)
吹雪ほのか@受験生(プロフ) - 更新しまーす! (2019年7月15日 20時) (レス) id: 694f5d10ee (このIDを非表示/違反報告)
86(ハチロク)(プロフ) - 更新しました。 (2019年7月15日 9時) (レス) id: b1210a8af9 (このIDを非表示/違反報告)
86(ハチロク)(プロフ) - 更新します。 (2019年7月15日 8時) (レス) id: b1210a8af9 (このIDを非表示/違反報告)
闇鍋ソース(プロフ) - 更新しました (2019年7月14日 22時) (レス) id: a314e0ab78 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:吹雪ほのか@ピノさま | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2019年7月5日 20時

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