2話目。by吹雪ほのか ページ4
家の扉を開けた先には変わり果てた村の姿が目に映った。
リ「そ、そんな…。もしかして、あの夢と関係があるのかしら。」
フ「夢って?」
夢のことをフィルテに話すと、彼はそっと口を開きこう言った。
フ「…きっとそいつは魔王だ。」
リ「魔王…?」
フ「実は村を荒らした魔族を1人、大人達で力を合わせて捕まえたらしい。その時に、”魔王様万歳”と言って自害したんだって。…そして、僕の兄を殺したのも魔王だ。」
リ「なっ!?」
フィルテの兄。
魔王を倒すべく冒険に出たが、魔王によって殺されてしまった。
フ「…僕は冒険に出る。そして、魔王を倒す!」
リ「そんな、無茶よ!フィルテのお兄ちゃんでも敵わなかったのに!」
フ「それに、夢の通りなら試練をこなせばリィの瞳と髪色が少しずつ戻るんだろ?僕はリィや皆の為に行く。」
フィルテは冒険の為に武器や防具、食料を家から持ち出すと村の外へ向かい始めた。
リ「…私もいくわ。」
フ「えっ、リィ!?危ないよ!」
リ「フィルテだって、危ないのはお互い様でしょ。私も力になりたいのよ。」
フ「リィ…。」
リ「さぁ、行きましょう!まずは、仲間を探しに街に!」
フ「うん!頑張ろう!」
今までのお話は全てほんの始まりに過ぎない。
これから彼らの楽しくも悲しい
6人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
吹雪ほのか@受験生(プロフ) - 更新しました!お話の更新は続編でお願いします! (2019年7月15日 21時) (レス) id: 694f5d10ee (このIDを非表示/違反報告)
吹雪ほのか@受験生(プロフ) - 更新しまーす! (2019年7月15日 20時) (レス) id: 694f5d10ee (このIDを非表示/違反報告)
86(ハチロク)(プロフ) - 更新しました。 (2019年7月15日 9時) (レス) id: b1210a8af9 (このIDを非表示/違反報告)
86(ハチロク)(プロフ) - 更新します。 (2019年7月15日 8時) (レス) id: b1210a8af9 (このIDを非表示/違反報告)
闇鍋ソース(プロフ) - 更新しました (2019年7月14日 22時) (レス) id: a314e0ab78 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:吹雪ほのか@ピノさま | 作者ホームページ:なし
作成日時:2019年7月5日 20時