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25話目。by吹雪ほのか ページ27

勇者達は、魔法使いに言われた通り村へ向かった。血濡れの破壊者(ブラッド・ディザスター)は気絶している。


リ「ここが村ね。…さて、病院に行ってお医者さんに見てもらいましょう。」


ア「そうだね。」


病院に着き、彼は医者によって治療を受けた。命に別状はないようだ。
そしてしばらくして、意識が戻った。


「…んん、此処は…。」


フ「あ、目覚めた!おーい、皆!」


勇者達は何があったかを説明した。


「…私は貴様らに助けを求めた記憶は無い。」


リ「何言ってるのよ!!あのまま放置してたら貴方死んでたわよ!」


「…ふん。」


リ「…な、なんかこの人、よく見たら目付き悪い…。恐い…。(小声)」


ア「…リルシェ、ここは私達に任せて。(小声)」


フ「ええっと、今この場で言うのもなんですが…な、仲間になって下さいっ!」


ア「お願いしますっ!」


すると、彼は眠っていたベッドを叩きこう言った。


「誰が貴様らの仲間になるかっ!結局貴様らも私の事をただの駒としか見ていないだろう!そんな奴らの仲間になど…」


?「_ギャリー!」バンッ


思い切り扉が開いた。そこに居たのはさっきのフードを被った青年だった。今までどこかに行っていたのか、手には食料と水がある。彼の為に持ってきたのだろうか。


ギ「ッ!?ジョーカー!?」


血濡れの破壊者(ブラッド・ディザスター)の名はギャリー、フードの青年はジョーカーと言うらしい。


ジ「ギャリー、この人達にそんなこと言っちゃダメだよ!…この人達、ギャリーを助けてって言ったら躊躇わずに来てくれたんだ。だから…だから…。」


ギ「…この私にそこまで言うか、ジョーカー。」


ジ「…ぁ、ご、ごめんなさい。」


ギャリーは勇者達に目線を向けこう言った。


ギ「…貴様ら。外へ出ていろ。話があるのでな。」


ア「え、あ、はい…。」


勇者達は部屋を後にした。
ギャリーとジョーカーの関係は何なのか。そして森に居たあの魔法使いは誰なのか。
勇者達はそんなことを話しながら、彼らの居る部屋の扉が開くのを待った。

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吹雪ほのか@受験生(プロフ) - 更新しました!お話の更新は続編でお願いします! (2019年7月15日 21時) (レス) id: 694f5d10ee (このIDを非表示/違反報告)
吹雪ほのか@受験生(プロフ) - 更新しまーす! (2019年7月15日 20時) (レス) id: 694f5d10ee (このIDを非表示/違反報告)
86(ハチロク)(プロフ) - 更新しました。 (2019年7月15日 9時) (レス) id: b1210a8af9 (このIDを非表示/違反報告)
86(ハチロク)(プロフ) - 更新します。 (2019年7月15日 8時) (レス) id: b1210a8af9 (このIDを非表示/違反報告)
闇鍋ソース(プロフ) - 更新しました (2019年7月14日 22時) (レス) id: a314e0ab78 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:吹雪ほのか@ピノさま | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2019年7月5日 20時

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