【小説】転生者達の高校ライフ

○21話〈プシュケー〉 ページ21

看守から渡された手紙。そこには丁寧に僕の名前があった。

「ふーん…異世界で学園生活ねぇ…？」

面白そうだから別にいいか。異世界の人間とやらにも興味がある。解剖…出来ないかなぁ？

「プシュケー何見てんだ？」

「んー手紙」

同室のこいつともしばらくの間お別れ。ま､1年ムショの不味いメシを食わなくて済むからな。そう思っていると､目の前が光り輝いた。



辺りには見知らぬ人。あ、あれアズマ看守じゃん！看守にも届いてたんだ！
というかせっかくシャバに出れたというのに手錠付きかぁ…アズマ看守鍵持ってないかなぁ？
それにしても一体ここはどこなんだ？
ふーむ僕達をここに連れてきた能力…研究したい…！興味深いぞ！

とりあえず､看守に手錠を外してもらうか。

「おーい！かーんしゅ！！手錠外してよ〜！！」
「ふう"ーーーーーッッッッ！！」

ありゃ…怒られちゃった…何もそんな殺す様な目で見なくてもいいのに…
さーてどうするかね

○22話〈壱葉〉→←○20話〈ネオン〉

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す