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○17話〈アリス〉 ページ17

帰る為にはまず何をすれば良いのだろう。…とりあえず情報収集?誰かに話しかけてみよっと。


よし、あの茶髪の子に決めた。


ア「あのーすみません。」


?「うわぁ?!」


おぉ…なんか驚かれた。


?「自分から誰かに話しかけようとしてたから、まさか逆に話しかけてくれるとは…!」


ア「えーと、まずお名前は?私はアリス・グラヴィダ。アリスって呼んで!」


ク「オレはクラン、クラン・トリッカーだ!」


クラン君。雰囲気的に彼もきっと私と同じ状態にあるはず。…勘だけどね。


ア「この世界の事を何か知ってる?」


ク「いや全く…。手紙読んだらいきなり飛ばされた。」


わあぉ、私と全く一緒。


ア「他に知ってる人いる?」


ク「いるぜ。ほら、あそこの金髪に紫メッシュのやつ。壱葉って言うんだ。」


少し遠くに居る綺麗な人。壱葉さんと言うらしい。


壱「あ?クラン!今うちの悪口言ったか?!」


ク「言ってねぇよ!」


仲良いなぁ…。そういえば、私の知り合いはいるのかな…?


クラン君は壱葉さんって子と口喧嘩を始めてしまったので、知り合いを探すことに。


辺りを見渡すと、見覚えのある人が。
私の親友のフィーナ。


ア「フィーナ!」


フ「アリス?!良かった…1人じゃなかった…!」


どうやらフィーナも私と同じで飛ばされたらしい。とりあえず知り合い発見である。


フ「見た事もない場所…どうすればいいんだろう…。」


ア「とりあえず何か行動してみないとダメかなぁ。」


フ「例えば?」


ア「目の前の建物に入ってみるとか。」


フ「えっ!危ないよ!?もしここが凶悪な魔物の住むダンジョンだったらどうするの?!」


ア「あ、確かに。」


ここが別の世界だとしても、前の世界とは違うとは限らない。フィーナの言うとうり、武器も持たずにダンジョン(建物)に入るのは危険だろう。


ア「じゃあさ、ここに居る皆と和解して全員でダンジョンに入るのは?」


フ「うーん。大丈夫かなぁ。」


ア「まぁとりあえずさ、皆に挨拶しに行こうよ。」


そんな事を話しているとダンジョンの入口(玄関)に人の気配。


フ「誰か来る…?」


ア「一応構えとく…?」


扉の方を少し警戒する。
そして、扉がゆっくりと開いた。


--------キリトリ線--------


クラン君、壱葉ちゃん、フィーナちゃんお借りしました!

○18話〈スオーナ〉→←○16話〈カルサム〉



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紅葉@学生人(プロフ) - 更新終わりました! (2019年9月22日 16時) (レス) id: f9fa943488 (このIDを非表示/違反報告)
紅葉@学生人(プロフ) - 更新します! (2019年9月22日 15時) (レス) id: f9fa943488 (このIDを非表示/違反報告)
柄餅(プロフ) - 更新しました! (2019年9月7日 19時) (レス) id: 89bccbc21d (このIDを非表示/違反報告)
柄餅(プロフ) - 更新します (2019年9月7日 18時) (レス) id: 89bccbc21d (このIDを非表示/違反報告)
むむー(プロフ) - 更新しました!! (2019年9月7日 17時) (レス) id: 530d6c09d3 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:吹雪ほのか@受験生 x他14人 | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2019年8月10日 12時

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