○41話〈シナロー〉 ページ41
?「あの…」
そんな声が後ろから聞こえネオンと同時に振り返る。
そこには黒髪でうっすら緑のメッシュが入った子がいた。
ネオン「何ですか?」
初対面だし、警戒しバレないように戦闘体勢を整えておく。
?「少し手伝って欲しいことがあるんです。大丈夫ですか?」
『いいですけど、まさか悪に使うことではないですよね?』
手伝い?
ここに来てまで悪には手を染めたくないな…
正義ってわけではないけど、正義感のある事を言った。
いきなり手伝えだし、見る限りに怪しいしとりあえず疑いの言葉をかけてみた。
?「悪には使いません。ただあの人達の身が危なくなります」
『危なくなるってどういう事ですか?それとキミの名前は?』
何か質問攻めのようになってしまったが、まぁいいか。
そう思ってると彼女は自己紹介をした。
クラリッサ「申し遅れましたね、私クラリッサと言います。
ここの世界では理沙っと読んで欲しいです」
クラリッサ、、いや理沙か。
自己紹介もしてもらったし、力だって悪いことには使わない。
なら警戒する必要もないし、というか自己紹介をしなくては…!
そう思い僕とネオンは自己紹介をした。
そしてさっきの「危なくなる」ということを細かく聞いた。
クラリッサ「実は私の能力、未来予知なんです。
それでさっき集合場所に来た時未来が見えました」
『どんな未来ですか?』
クラリッサ「そうですね、全員死んでいく未来です」
ネオンは隣で驚いてた。
まぁ無理もない、全員死ぬということが未来で怒るのだからな。
ネオン「死んでいく未来って魔王?」
クラリッサ「いいえ、違います。何かしらの乗り物で死んでいく未来が見えました。この世界のなんかでしょう…
もうお二人さんわかっていますよね?」
『つまり、みんなを守って欲しいこと?』
クラリッサ「そうなりますね、シナローさん。しかし能力は無しでお願いします」
能力は禁止、か。
まぁ、そうなっちゃうよな。
その後は3人で計画などを立てていると、管理人が来て買い物についての説明をされた。
まぁ、一応ちゃんと聞いておいて僕とネオンは町へと行き買い物を進めた。
『あっ、これ欲しい!』
ネオン「どれだ?」
僕は欲しいブレスレットを手に取りネオンに見せる。
ネオン「じゃあ買ってやるよ」
『ほんと!?ありがとな、ネオン』
ネオンの買ってくれたブレスレットを手に取り「ありがとう」と何度も言う。
その後は家具などを買って寮へと戻った。
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紅葉@学生人(プロフ) - 更新終わりました! (2019年9月22日 16時) (レス) id: f9fa943488 (このIDを非表示/違反報告)
紅葉@学生人(プロフ) - 更新します! (2019年9月22日 15時) (レス) id: f9fa943488 (このIDを非表示/違反報告)
柄餅(プロフ) - 更新しました! (2019年9月7日 19時) (レス) id: 89bccbc21d (このIDを非表示/違反報告)
柄餅(プロフ) - 更新します (2019年9月7日 18時) (レス) id: 89bccbc21d (このIDを非表示/違反報告)
むむー(プロフ) - 更新しました!! (2019年9月7日 17時) (レス) id: 530d6c09d3 (このIDを非表示/違反報告)
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