【小説】転生者達の高校ライフ

○32話〈プシュケー〉 ページ32

部屋に戻る前､何とかアズマ看守に手錠を外してもらい、渡されたネックレスと制服に着替える。

「うっわ！目と髪の色が変わった！凄い！どんな能力だ？このネックレス分解したい､研究したいぞ！！」

いつも着てる囚人服は着るの簡単だからなぁこんな服久々だ。

「さて､無事着替えも終わった事だし…集合場所いくかー！！」

少し走って集合場所に行く。時間まではまだあるだろう。ほかの世界の人とかと交流しなきゃネ！

集合場所では既に数人の男女が話していた。あ、アズマ看守ぼっちで壁際にいる。ぼっち乙あ､でも壁際にもう1人別の人おるやん！

「ねえねえ！僕も仲間入れて〜！！僕プシュケー！よろしく！あ、あっちのぼっちの片腕無し猿轡男はアズマ看守！僕達同じ世界から来たんだ！」
「プシュケーくん。私はスオーナです」
「あたしはフィーナ。プシュケーくんよろしくね。」
「俺はノエル。よろしく」
「僕はシルヴィア。よろしくな！」
「そうなんだね！私、アリス・グラヴィダ！よろしく！」

アズマ看守の方を見ると､俺を巻き込むなとばかりの視線…うーん厳しい！！
タダでさえ人が近寄らない容姿なのにそんなんだと孤立しちゃうぞ。ま､僕は孤立しても助けないんだけどね。
さーて雑談して全員揃うまで待と

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