今日:6 hit、昨日:1 hit、合計:9,334 hit
小｜中｜大
図書室の幽霊 ページ5
先生�猴莉気�らテストが始まります！！
死ぬ気で勉強して下さい。榊原さん��
ギョロっと向く先生の視線。
万年最下位の私。
受験生のこの一年...
ため息しか出ない。
こういう時は形から入ろうと図書室で
教科書を開いて勉強をしようと、
「あれ？本が...誰かいるの？」
静かな図書室に響く私の声。
あの日の出来事を思い出した。
「幽霊なの？私は怖くないよ。」
キャーーー！！！
と、図書室を飛び出した。
そこに居座る1人の男性。
＊
街を歩いていたら、
ブンブンブン〜とバイクの音が、
［榊原じゃん！］
ゲェッ...
前を向き直して走り出す。
［お前のせいだな。］
《うるせぇー。》
徹夜したせいで、
女�爐�化けかと思った��
〈あらやだ！寝てないの？
そりゃ、寝れないわよね。万年最下位だもんね！〉
《邪魔だ。》
〈誰かと思いきや、紫耀。〉
《それ俺に言ってんだよな？》
〈えっ？〉
《こいつか？》
〈当たり前でしょ。紫耀クラスになれば
テストなんて必要ないわ。〉
《謝れ。こいつに。》
〈何、この女の肩持つつもり。〉
＊
《お前今日の放課後空いてるか？》
「うん...」
《なら、放課後。図書室に来い。》
「えっ。」
《逃げるなよ！！》
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 13人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：レモンド | 作成日時：2021年1月5日 16時
