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ep17:青春 ページ17
《なっちゃんはどこから来たの？》
「私は〇〇から来た。」
《へぇー。いいとこだよねー！》
「うん。」
その日を境に私は岩本くんとよく喋るようになった。
ずっと無口だった私に、
《なっちゃんーー！はいアイス。》
「いいの？？」
《いいの。いいの。僕が好きなキャラメル味。》
「美味しい〜。」
ひんやり冷たくて美味しかった。
初めての友達だから、大切にしたい。
蝉が鳴き始める蒸し暑い日。
「お母さんーー！！」
病室のベッドに横になる私のお母さん。
末期のがんでこの病院に転院した。
何度も病院を転院して来たから
私は友達作りなんてしなかった。
�犧敖邸�どうだった新しい学校は��
「お母さん友達ができた！」
�爐修ΑＮ匹�ったわね。��
私が嬉しそうな顔を見てお母さんは優しく微笑む。
「優しくてね、明るくて私にはもってないものを
持ってる子なんだ！！」
�爐修Α���
無口な私が明るい表情でイキイキ話してる姿を見て
目に涙を浮かべるお母さん。
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作者名：レモンド | 作成日時：2023年12月28日 16時
