運命のイタズラ

パーティー ページ16

数日後



香坂美憂らが主催したパーティーに足を運んだ。



豪邸に住んでいる香坂美憂。
庭にはプール部屋にはピアノが置いていて
迷子になりそう。





クラスメイトや香坂美憂の友達らがやってきた。




「みんなオシャレ。」



〔本当だね。〕




「こんな所に来るなんて場違いだよね...」






そこにすごい歓声で迎えられる道枝くん！！





〈道枝くん。来てくれてありがとう！

向こうに行こう。〉




道枝くんと目が合う。





香坂美憂の元にはイケてる男子らが周りにいる。






〈何飲む？〉




『何でも。』





香坂美憂が席を立った隙に、





『来てたんだ。』




「あっ！向こうに戻らなくていいの？」




『うん。榎本がいるから。』





ドキッと胸が高鳴る。






そして、乾杯をしてパーティーが始まる。
騒がしくなる中、





〈道枝くん。ピアノ弾いてよ！！〉




言われるがままピアノを弾く。





「ピアノ弾けるんだ。」





意外な一面にときめいた。





そこに、




〈はい！シャンパン！〉





「頼んでないよ。」




ドン！っと私の目の前に置く。





〈あんた！道枝くんのなんなの？

ずっと一緒にいるけど。そういうの目障りって言う

の。わからない！！〉



騒がしさが増す中、



頭の上からシャンパンをかける。




〈あんたみたいなやつ目障りなんだよ！！

可愛くもないのに男子らにチヤホヤされて...〉





そこに自分のジャケットを
被させて助けてくれる道枝くん。





『いい加減にしろ！！』






その目つきは今まで以上に怖かった。





〈道枝くん...〉





『榎本大丈夫か？』



〈道枝くん、なのね...ちょっと！〉



肩を触るその手を強く振り解く。





『触るな！！！』






そして榎本を家まで送った。

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