HP開設！ヴァンパイアたちのお姫様!～second～ (ページ26)

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７５話ページ26

あ「んっ～!疲れたァ～・・」

私はすべての家事がひと段落し、一息ついた

そこに、勢いよくドアが開く音が聞こえた

タ「A!!」

タイトとベリルがとても怖い顔で近づいてくる

あ(にしても・・二人共にてないな・・)

最近私はクリスタルさんの言葉がやけに気になっている

母親だといったとき、アレク君とアレン君の名前しか言わなかった

あれは状況的に二人が重要だったから?

よくわからないけど・・

そう考えだすともしかしたらみんな同じ年なのにあまりにも容姿が違いすぎることを考えて・・

義兄弟ではないか

とも思うようになったのだ

べ「A!!」

ぼぉっとしていた私の目の前にベリルの顔がある

激しく近い

あ「ちょ!ベリル!あなた近すぎnタ「どうしてもっと早く教えてくれなかったの!?」

あ(・・・？)

私は目を丸くした

あ「・・一体何の話?」

早く教える

その言葉の意味がさっぱり理解できなかった

べ・タ「だからぁぁーー!」

二人の怖い顔がさらに近くなる

私は少し驚いてどんどん後ろへと退いていく

「二人共、少しは落ち着きなよ」

私たちは声の主の方を見た

そこに立っていたのはラトとガーネだった

あ「ラト!ガーネ!」

私が二人の名前を呼ぶと、ガーネが笑った

ガ「アレンもいる・・」

あ「えっ・・?一体どこn・・・」

私は聞こうとした瞬間、あるものが目に入り言葉を止めた

部屋の片隅で震えて怯えているアレン君を見つけた

アレ「厄日だ・・あいつからの招待状なんて・・ダメだ・・逃げよう・・異国に行こう・・」

アレン君はこの世の終わりかのようなくらい震えた声をしていた

あ「ア、アレン君・・」

タ「言っとくけど、もうトンズラこかせないからね!」

タイトはそう言ってアレン君の襟を上へと持ち上げた

アレ「はなしてぇぇ!あいつにあうなんて地獄だーー!!」

私はあまり状況が良く理解できていない

でも、今アレン君の言った招待状・・

それではっと思った

あ「招待状って・・まさか・・」

私がそう言った瞬間、足音が聞こえた

私は足音の主を見た

レ「そのまさかですよ・・全く・・厄介なことになりました・・」

レイナードさんはそう言ってため息をついた

いつも笑顔なレイナードさんの意外な一面だった