13話 ページ14
「后さん!次は体育よ!一緒に行きましょ?」
あ「う、うん!!」
私は朝渡された体操服をもち、移動した
教室には今、アレク君だけが座っている
あ「・・・アレク君・・移動しないのかな?」
私のその言葉に、クラスの女の子達が少し嫌そうな顔をしていった
「いいの!彼はほっといて!」
「そうそう!体育館の時しか体育の授業でないのよ?」
「顔はかっこいいけど、話しかけても無視だし!感じ悪いからみんなも無視してるの!あぁ・・ごめんなさい・・そういえば后さんは「いとこ」なのよね?」
あ「え、えぇ・・昨日初めて会ったけど・・」
いろいろあって、学校では「いとこ」としてとうされている
ラトさん曰く・・それが一番面倒ごとを起こさない方法なんだとか・・
あ(まぁ・・たしかにみんな格好いいし・・モテそうだもんね・・)
私は何も言わずに移動した
でも・・アレク君はどうしてそこまで人を嫌がるんだろう・・
種族は違っても・・半分は人間なのに・・
ま、人間でも人間嫌いはいるけどね
・
・
体育の授業は男子はサッカーをしていた
ラ「ベリル!!」
ラトは相手のディフェンスをしなやかに交わし、ゴール前付近にいるベリルへとパスをした
ベ「任せとけって!はっ!!」
ベリルの蹴ったボールが鋭くゴールに突き刺さる
それと同時に女子たちの声が上がった
「きゃぁぁぁーーーーラト様ーー!!ベリル様ーーー!!」
あ(す、すごい人気・・)
女子が誰も授業を受けていない・・
先生は泣いてる
あ「せ、先生?何か課題をくだされば私はやりますよ?」
先「后〜お前はいいやつだァ〜」
なんだかわからないけど・・どうやら気に入られたらしい・・
しかし・・これではラトとベリルは授業妨害をしてることになるのでは・・・
そう思い、ちらっとみた
私が見たことに気づいたのか、二人はこっちに手を振った
私は苦笑いしながら手を振り返した
ついには女子が自分が手を振られたと言い争い始めた
わたしは「いとこ」と言われていてよかったと思った・・
そんなことを思い、ふと校舎を見ると教室の窓を通し、アレク君と私の目があった
アレク君はすぐにほかの方向をむいた
そして、しばらくしてから私がまたアレク君を見た
アレク君はまた私を見ていたのだった
もしかして私は・・嫌われてはいないのではないか・・
また少しだけうぬぼれてしまったのだった
- 金 運: ★☆☆☆☆
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☆ふぅチャン☆(プロフ) - かいちゃんさん» タイト派なんですか? (2014年5月18日 22時) (レス) id: 45b913a5d6 (このIDを非表示/違反報告)
かいちゃん - タイトかなー (2014年5月18日 15時) (レス) id: 1b9e5acb2e (このIDを非表示/違反報告)
☆ふぅチャン☆(プロフ) - いえ、覚えてますよ^^お久しぶりです!ゆりちゃん!また来てね^^ (2012年10月4日 21時) (レス) id: 07fe66e075 (このIDを非表示/違反報告)
☆ふぅチャン☆(プロフ) - はいはい!了解です! (2012年5月14日 21時) (レス) id: a220ff43ee (このIDを非表示/違反報告)
涼水かな(プロフ) - まぁ、いいや♪気にしな〜い☆ (2012年5月14日 18時) (携帯から) (レス) id: a2e66fe3ae (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:☆ふぅチャン☆ | 作者ホームページ:http://87.xmbs.jp/koron/
作成日時:2011年7月16日 13時