☆ヘッドハンティング!? 12≪渋谷side≫ ページ29
〜ナースステーション〜
渋「お疲れさん。」
大「あれ⁉渋谷先生どうされたんですか⁉」
渋「いや、Aの事でヨコから連絡あってん。
熱あるんやろ？帰る前にちょっと様子見とこうと思って。」
大「そうだったんですね、お疲れさまです^^;」
当直明けで、午前中の学生講義に行っとったんやけど
それ終わってすぐヨコから電話がかかってきた。
大丈夫そうやから心配いらん言われたけど
まぁ帰るついでに寄ろうと思って。
A「うわぁ〜ん‼(泣)」
渋「…A泣いてない？」
大「今なんか聞こえましたね(笑)」
渋「どうしたんやろ、めっちゃ泣いてんで？」
大「今亮ちゃんがお昼食べさせてるはずですけど…
さっきまで寝てたんで、機嫌が悪いんかもしれませんね。」
渋「ちょっと顔見に行くか、その為に来たんやし。」
大「俺も行きます、お薬飲ませないといけないので。」
．
〜病室〜
渋「Aー、どうした？何をそんなに泣いてんねん。」
亮「渋谷先生⁉」
大「講義終わって、帰る前に寄ってくれたんやって。」
亮「マジで良いところに来てくれました、渋谷先生…
A？ほら見て、渋谷先生来てくれたで？」
A「…っ、ぐすんっ…ふぇ…(泣)」
渋「どうしてん、A…そんな泣いたらしんどなるやろ？
ほら来てみ、抱っこしたるから。汗びっしょりやん…」
A「んっ…ぐすっ…(泣)」
額に汗びっしょりかいて、涙と鼻水で顔はぐちゃぐちゃ。
明らかにいつもと違う異常な泣き方に
さすがの亮も困り果てた表情で…
俺の顔見たAは、どこか不思議そうにジッと見つめてきた。
視線を合わせたままベッドに腰掛けて両手を広げたら
無言で抱きついてきて、その力は熱があると思えへんくらい強い。
渋「よしよし、大丈夫…(撫」
そう言いながら、熱もった背中をゆっくり撫でれば
より一層腕に力を込めて密着してきた。
かと思えば次の瞬間…
顔を埋めたまま、今まで以上に大きな声で泣き始めた。
☆ヘッドハンティング!? 13≪渋谷side≫→←☆ヘッドハンティング!? 11≪錦戸side≫
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 2743人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
風花(プロフ) - makiさん» 元々風強い地域だったので^^;いやー関西に住みたい願望あります。でも田舎もんとしては物騒なイメージもあるし…（笑）わつ、ホッコリしてもらえて私も嬉しいです(o^^o)いつも読んでくれてありがとうございます☆ (2018年10月4日 14時) (
レス) id: 9dbfbfa6c6 (このIDを非表示/違反報告)
風花(プロフ) - 明日香さん» 出しちゃおっかなーw ほんとに旅費がかかるから生活もカツカツになるし^^;でも確かに都会は疲れそう…数日旅行に行っただけでもつかれるもん。人に酔うし空気もよどんでるし…田舎に戻ったら、空気うめー！ってマジ思うww その点は…田舎サイコーだな…(°_°) (2018年10月4日 14時) (レス) id: 9dbfbfa6c6 (このIDを非表示/違反報告)
さくら - V6がいいです！ (2018年10月4日 2時) (レス) id: e7a0322ea4 (このIDを非表示/違反報告)
あとっぷ - いつも楽しく読ませていただいてます！そして初めてコメントします！ぜひやまぴー！と思いましたが歯科医でしたね、、、（笑）NEWSの増田くんとか見たいです。笑顔が素敵な先生的な感じの、、！ (2018年10月4日 1時) (レス) id: defd3b6c42 (このIDを非表示/違反報告)
無限代 - 付け足しで坂本くんとすばるくんのお話が見たいです (2018年10月3日 21時) (レス) id: f3d904c739 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：風花 | 作成日時：2018年8月8日 15時
