☆episode 6 ページ31
樹「おかえり‼」
丸「あ、樹くん…」
樹「ごはんたべた〜？」
丸「うん、食べてきた^^;」
樹「まるやませんせー、今からいそがしい？」
丸「そうやなぁ、ちょっと忙しいかも…ごめんな？」
樹「ううん、だいじょーぶ♪」
廊下でまた樹くんに会って
咄嗟に忙しいなんて嘘ついてその場を立ち去った。
食堂で聞いた話が頭ん中グルグル回って
今はとてもじゃないけど樹くんの顔を直視出来へん…
.
〜院内学級・教室〜
村「おい、何で急に樹のことスルーすんねん。」
丸「…っ…」
村「お前なぁ…ちょっとここ座れ。」
はぁ…さっきの見られてたんや…
居らんと思ってたのに。
村「お前、自分で志願したらしいやん。ここの教諭。」
丸「まぁ…」
村「志願した理由は？全然分からへんねん。
院内学級を選んだ理由、お前見とってもさっぱりやねんけど。」
丸「俺は…その…」
村「簡単そうやな〜とか、そんなんか？」
丸「ち、違いますっ‼」
村「ほな何やねん。」
丸「っ…」
村「ちなみに俺は、正直最初は嫌々やった。」
丸「えっ？」
村「突然ここへの異動が出て…拒否する権利もなし。
今はちゃうけど、最初は辞めることばっかり考えて。」
丸「…」
村「そんな俺に比べたら凄いなって思ってん、お前のこと。
自分からこの世界に飛び込んでくるんは勇気いるやろ。」
何でやろ…
村上先生のこと苦手なはずやのに
今は話聞いてもらいたいって思って…
思い出すのもツライことを
気付いたら話し始めてた。
.
丸「…っ…受け持ってた生徒が…病気になって…」
村「おん。」
丸「俺は上辺だけで接してたんです、その子と…」
村「上辺だけ？」
丸「容体が悪くなってからはあっという間で…
怖かったんです…段々と弱っていく姿を見るのが…」
村「…今その子は？」
丸「亡くなりました…」
村「そうか……お前はその事、後悔してんねやろ？」
丸「…はい。でも、やっぱりツラくて…
ここがどんな場所かは勉強したつもりですけど
やっぱりいざ目の当たりにしてしまうと…」
村「理想と現実はちゃうからな。」
丸「…」
村「でも、ほんまにそれでええんか？
ツライのは分かる、俺もそうやから…
自分がどうするべきかもう一回考えてみぃ。」
そう言うと村上先生は
俺の肩を叩いて教室から出て行った。
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風花(プロフ) - 明日香さん» 心配掛けてごめんね…（泣）コメント返してくれてありがとう(;_;)エイトさんも色々と情報解禁されてるね〜。夏のライブはどうするのかな？申し込む？ (2018年4月8日 10時) (
レス) id: 9dbfbfa6c6 (このIDを非表示/違反報告)
明日香 - 風花さん» 風花ちゃーん(T_T)心配したよー(T_T)お帰りなさい(T_T)またお話できて良かったです！エイトさんのお話たくさんしましょー(*^^*) (2018年4月4日 17時) (レス) id: 74907e7e4a (このIDを非表示/違反報告)
風花(プロフ) - ナッツさん» 本当に、しばらく放置していたのにもかかわらず沢山コメント頂いてホッとしてます。少しでもお返しが出来ればと思いますので宜しくお願いします。コメントありがとうございました(o^^o) (2018年3月31日 16時) (レス) id: 9dbfbfa6c6 (このIDを非表示/違反報告)
風花(プロフ) - ぷりんさん» コメントありがとうございます(o^^o)少しずつ更新出来たらと思います。宜しくお願いします。 (2018年3月31日 16時) (レス) id: 9dbfbfa6c6 (このIDを非表示/違反報告)
風花(プロフ) - かっちんさん» 無事、看護師さんになれたんですね。おめでとうございます(o^^o)大変なことの方が多いかもしれませんが、頑張ってください。コメントありがとうございました☆ (2018年3月31日 16時) (レス) id: 9dbfbfa6c6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：風花 | 作成日時：2017年12月9日 22時
