☆耳の異変 7≪横山side≫ ページ19
◇「あ、横山先生!!」
横「はいはい、どうした？」
◇「あの・・・もうお帰りですよね？^^;」
横「ん？(笑)」
なに、その聞き方(笑)
そんな言い回しされたら
うん帰るよ、お疲れ様〜なんか言われへんやん。
横「なんかあった？」
◇「それが、Aちゃんなんですけど
目が覚めてしまったみたいで・・・」
マジか・・・
消灯時間の少し前にお利口さんで寝てくれたから
良かった良かったって安心しとったのに。
用事も片付けたし、あとは任せて大丈夫やろって
まさに今帰ろうとした所やねんけど、甘かったか(笑)
．
〜病室〜
横「A〜、起きてもうた？」
A「っん・・・んぐっ・・(泣)」
横「どうしたん、何泣いてんの？」
眠りが浅かったんかな。
いっそグッスリ眠れたら楽やろうけど
そんな簡単なことやないか・・・
横「泣かんでええよ、だいじょーぶ(撫
先生おったるからな？だから安心しぃ。」
Aも分かってるんやろうなぁ。
寝てしまえば楽なこと・・・
けど自分の意思とは関係なくすぐに目が覚めて
しかも耳の違和感は相変わらずで。
しんどい、助けてって目で見てくるAを
ひとまず抱き上げて、ベッドへ腰掛けた。
横「なぁA、今耳がどんな感じか教えて？」
A「・・ザーッて・・・へんな音する・・・(泣)」
横「変な音するか〜・・・耳鳴りやな・・・」
A「っん・・なおしてぇ(泣)」
横「うん、先生が治したるから。
だからAも、嫌やろうけど点滴頑張ろうな(撫」
” 治して” の一言が、Aの心の叫び・・・
今の辛さを上手く説明するんは難しくて
周りに分かってもらえへん苛立ちは募る一方のはず。
もう喋るんも億劫になってもうたんか
この後Aが声を発することはなかった。
そんなAに俺も声掛けてあげられへんようになって
ただ黙って、寝付くまで抱っこし続けた・・・
．
横「とりあえず寝てくれとるから。
俺今日は泊まるから、なんかあったら連絡して。」
◇「分かりました。」
寝た言うても、またすぐ起きる可能性もあるし
そう考えたら帰ることなんか出来へん。
もう時間も遅いし・・・
今晩は医局待機して仮眠室使わせてもらおう。
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明日香 - 本当にーー？！私もそう言ってもらえてとっても嬉しい(´∀`) (2015年4月22日 20時) (
レス) id: 74907e7e4a (このIDを非表示/違反報告)
風花(プロフ) - 優奈さん» とんでもない。私の方こそ申し訳ありません(･･;) (2015年4月22日 19時) (レス) id: 052384715b (このIDを非表示/違反報告)
風花(プロフ) - 由理♪さん» どっちもプレゼント？いいな〜…今月はただでさえ金欠なのに出費がかさむよ〜( ﾟдﾟ) (2015年4月22日 19時) (レス) id: 052384715b (このIDを非表示/違反報告)
風花(プロフ) - ぐちさんさん» こちらこそありがとうございました☆どれくらい希望に添えたか分かりませんが、少しでも喜んでいただけたら幸いです(*^^*) (2015年4月22日 19時) (レス) id: 052384715b (このIDを非表示/違反報告)
風花(プロフ) - 明日香さん» 更新グダグダなのに、毎回コメントくれてありがとう。本当に嬉しいし励みになるよ(T ^ T) (2015年4月22日 19時) (レス) id: 052384715b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：作者 | 作成日時：2015年2月19日 18時
