☆∞病院入院中☆22【番外編】

☆お約束は破るもの!? 30≪横山side≫ ページ48

ー処置室ー



横「・・・よし、ええよ。」


安「はい、お疲れさま^^」


横「A、荷物は？」


A「・・病室。」


横「取っておいで^^」


安「行こうか、一緒に^^」







処置室に移動してから、無事異常もなく診察終了。


さっき発覚した問題について
一応俺も診察前に少し叱っといた。


それプラスすばるに泣かされたんで
ちょっとテンション下がり気味のA・・・






．







横「薬も入れた？」


A「うん、入れた。」


亮「せっかくの退院やろ。もっと嬉しそうにしたら？」


A「・・・」


安「はい、A。退院おめでとう^^」


A「わぁ、キレイ・・・」


大「お、少しは笑顔になった？(笑)」







ヤスが渡したのは、小さな花束。
せっかくやからって準備したらしい(笑)







横「良かったなぁ、A。
可愛いネックレスに綺麗な花束もらって^^」


A「うん♪」


安「ネックレスも似合ってんで？ね、渋谷先生？^^」


渋「ん〜・・・まぁ。」


亮「またそんな言い方(笑)」


横「恥ずかしがるなよ〜。」


渋「恥ずかしがってへんわ!!」


A「ずーっと大事にする♪」


渋「当たり前や。失くしたら許さへんぞ？」


A「はーい(笑)」








．








このあとは、恒例の確認とお約束の時間。


毎回内容はほぼ同じなんやけど
平気で約束破ったりする子やから
結局同じ内容でも口酸っぱく言わなアカン。








．









大「忘れ物ない？」


A「ない♪」


安「退院したばっかりは無理したらアカンで？」


A「はーい。」


渋「怒るんも疲れるんやから、真面目に過ごせよ？」


A「じゃあ怒らんかったらいいのに・・・」


渋「・・・あぁ!?」


A「なんでもなーい。」


亮「最後の最後まで余計な事を言うなぁ、お前は。」


A「亮ちゃん程でもないけど？」


亮「 ・・・はぁ!?」


A「なんでもなーい(笑)」


横「こら、冗談はそのくらいにして(笑)
ほんまにちゃんと約束守ってや？」


A「はーい♪」






．









入院したらしたで、心配でしゃーないけど・・・
いざ元気になって退院しても
結局俺らは同じようにAが心配みたい。






けどもう信じるしかないもん。
お願いやから、次の検診も元気な顔見せてな？(笑)

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