☆手強いぞ、痰 10≪安田side≫ ページ34
亮と大倉が交代で抱っこした甲斐虚しく
Aはぐっすりと寝る事が出来んかったみたい。
実際寝たんは、最初の10分くらいのもんやったって。
2人の腕の中で、寝付けずにモゾモゾすること2時間。
結局お昼寝は断念することになったらしい^^;
．
．
．
今病棟は、夜ご飯も終わり
消灯に向けて少しずつ静けさが漂い出したところ。
けどそんな中・・・
亮と大倉は日勤の仕事が片付かずに、いまだ残業中^^;
．
一方、Aはと言うと・・・
安「A〜？」
A「・・・んぅ？」
安「起きてますかー？」
A「・・・ん。」
安「ちゃんと目ぇ開けて〜。お薬飲むよ〜。」
ベッドに座ったまま、必死に睡魔と闘ってる(笑)
と言うか、若干負けてるんやけど
お薬飲まなアカンから、可哀想やけどまた起こして^^;
．
首がカクンカクンしながらも
なんとかお薬飲んでくれたことに胸を撫で下ろし
一旦ナースステーションへ戻った。
．
．
．
亮「あっヤス、ちょっと。」
安「はいはーい、なに？」
亮「Aは？」
安「座ったままウトウトしてる^^;」
亮「・・・やっぱりやった方がええかな。」
安「え、何を？」
亮「何って、吸引。」
安「えぇ!? 今からやんの〜？^^;」
亮「だってさぁ、お前。一晩中抱っこ出来るか？」
安「それは〜無理やけど・・・;;」
．
亮からの、いきなりの提案。
残ってた仕事も終わって大倉と話してたんやって。
ちゃんとベッドで寝んと、Aの身体に良くないし
そもそも俺が朝までずっと抱っこも無謀な事やって。
だから、亮と大倉が帰る前に
3人で一気に処置して、すぐに終わらせようって。
．
確かになぁ・・・
今日は夜勤の人数も少ないし
もっと遅い時間になってから、やっぱり吸引しようかってなっても困るもんなぁ^^;
．
．
安「ごめんな、ただでさえ残業してんのに。」
亮「ええって。なぁ、大倉？」
大「そうそう。それに、嫌われるなら3人で(笑)」
．
あぁ、そっか。
3人まとめて、Aに嫌われてしまうな^^;
けど仕方ない事やもんな。
泣かれるのも嫌われるのも覚悟のうえで
Aを楽にしてあげる為に処置するしかない。
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風花(プロフ) - ニャンさん» すべて私の理想と妄想だが・・・（笑）いよいよ危ないかな、私´д` ; (2013年11月20日 20時) (
レス) id: 6fa8747103 (このIDを非表示/違反報告)
風花(プロフ) - プータローさん» こちらこそo(｀ω´ )o宜しくお願いします☆ (2013年11月20日 20時) (レス) id: 6fa8747103 (このIDを非表示/違反報告)
風花(プロフ) - 夢愛蔵さん» 勉強なんて二の次だ（笑）あ、移行したよーd(￣ ￣) (2013年11月20日 20時) (レス) id: 6fa8747103 (このIDを非表示/違反報告)
風花(プロフ) - はるさん» いいよ、しなくて（笑） (2013年11月20日 20時) (レス) id: 6fa8747103 (このIDを非表示/違反報告)
風花(プロフ) - 明日香さん» やっと移行したぁd(￣ ￣)また宜しくね〜♪ (2013年11月20日 20時) (レス) id: 6fa8747103 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：風花 | 作成日時：2013年9月23日 21時
