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楽屋に戻ってすぐ、自分のクリアコンタクトレンズに変えて、
メイクを落とそうとしたそのとき。
「 Aちゃ〜ん？ 大丈夫だった〜？ 」
「 ⋯⋯はい、大丈夫です 」
「 もっと失敗するかと思ったのに〜 」
「 ね！ほんっとつまんないわ〜 」
いつからこうなったんだっけな。
周りに馴染めず、年上のお姉さんメンバーに揶揄われる毎日。
やっとでクリアになった視界のせいで、その意地悪な表情はよく見えて、いっそあのままの方が良かったのではないかと思ってしまうほど怖い。
「 それに途中、あんた転んでたよね？ 」
「 あれね！平野くんと近付くとか最低だよ〜Aちゃん 」
「 ⋯⋯あれは、だって 」
「 あれ？口答えする気？⋯生意気な末っ子だな〜 」
楽屋に戻ればこうして囲まれて、ストレスの捌け口にされて。
周りのみんなは見て見ぬふりをする。
そんな日を過してもう4年が経つんだよ。
下を向けば、涙が零れてしまう気がして、ぐっと下唇を噛んだ。
「 桃瀬〜⋯⋯⋯ちょっといいか？ 」
楽屋の扉が開いたと思ったら、この状況を見て、
顔を顰めたマネージャーさん。
でもやっぱり、いつものように何も言わなくて、
また今日も、私ひとりだけに新しい仕事を持ってきたのだ。
「 ⋯⋯ちょっと、失礼しますっ 」
「 ⋯えっ！ちょ、桃瀬？！ 」
最後まで上手くやるって決めたのに。
結局、涙は溢れてしまって、咄嗟に楽屋を飛び出した。
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nene(プロフ) - 更新待ってます！この作品大好きなのでゆっくりでいいのでお願いします！ (2023年2月22日 21時) (
レス) id: 98960ac31e (このIDを非表示/違反報告)
うな！ - 更新待ってます！ (2023年2月22日 21時) (レス) @page32 id: 4785f44992 (このIDを非表示/違反報告)
きょん(プロフ) - 何度もすみません。本当にこの小説大好きなので、少しずつでも更新続けてくれると嬉しいです(＞＜) (2023年2月22日 14時) (レス) @page32 id: 4cb7560b67 (このIDを非表示/違反報告)
きょん(プロフ) - 大好きなので更新待っています！ (2023年1月3日 14時) (レス) id: 4cb7560b67 (このIDを非表示/違反報告)
(名前)(プロフ) - 更新楽しみにしてます！ (2022年12月18日 6時) (レス) @page32 id: 98960ac31e (このIDを非表示/違反報告)
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作成日時：2022年9月29日 3時
