・ ページ20
∇
" フェアプリさん次のカウントから入りで〜す "
遂に明日に迫ったアイドル祭り。今日はその通しリハーサルで横アリに来ている。乃木坂46さんやAKB48さんだけでなく他の女性アイドルの方も沢山いて。それと同じくらいジャニーズの方や他の事務所の男性アイドルグループの方も沢山いて。
「 え〜ねえ誰と連絡先交換する？ 」
「 〇〇君とか！この前聞き忘れたんだよね 」
「 良いじゃん！後で聞きに行こ？ 」
「 私は××さんがいいかも〜 」
入場のリハーサルをしながら繰り広げられるメンバー達の会話は、どこか色めき立っていた。ステージの中央まで向かい、次にマイクが入るまでその場で待機。その間もメンバーたちの会話は止むことなく、「キンプリさん入りです」というマイクの声によってようやく止んだ。
「 ⋯⋯っ、」
レッスン着のまま、髪もぼさぼさなまま。だけれど醸し出すオーラは半端じゃなくて、5人のアイドルが私たちの前を横切る。
その時、ほんとに一瞬だけど、顔を上げた瞬間に交わった紫耀くんとの視線。私に向けられる世界でいちばん安心できるその瞳に、一瞬だけ私が写った。
廉「 ⋯⋯ 」
神「 廉？もうちょい右だよ 」
廉「 あ、うん 」
それだけのことに、私の心はいつもより軽くなって、だからこの時、彼からの視線に気が付かなかったのだ。
∇
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 2119人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
nene(プロフ) - 更新待ってます！この作品大好きなのでゆっくりでいいのでお願いします！ (2023年2月22日 21時) (
レス) id: 98960ac31e (このIDを非表示/違反報告)
うな！ - 更新待ってます！ (2023年2月22日 21時) (レス) @page32 id: 4785f44992 (このIDを非表示/違反報告)
きょん(プロフ) - 何度もすみません。本当にこの小説大好きなので、少しずつでも更新続けてくれると嬉しいです(＞＜) (2023年2月22日 14時) (レス) @page32 id: 4cb7560b67 (このIDを非表示/違反報告)
きょん(プロフ) - 大好きなので更新待っています！ (2023年1月3日 14時) (レス) id: 4cb7560b67 (このIDを非表示/違反報告)
(名前)(プロフ) - 更新楽しみにしてます！ (2022年12月18日 6時) (レス) @page32 id: 98960ac31e (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作成日時：2022年9月29日 3時
