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38Y ページ38

ーーなんて切ない歌声なんだろう。






テソンの歌声を邪魔しないように
静かに扉を閉めたつもりだけれど、
気付かれてテソンが振り向いた。







Y「ごめんっ、邪魔しちゃったね。」



一瞬驚いた顔をしたテソンだけど
すぐにいつもの優しい表情になる。


D「ううん、大丈夫だよ。どうしたの？」




Y「素敵な歌声に引き寄せられたみたい。」

冗談交じりで、でも本音でそう答えた。


D「ははっ、それは嬉しいな。」


そう言って笑うテソンが
少し悲しそうで、引っかかった。

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設定タグ：BIGBANG , テソン , スンリ
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作者名：VIP | 作成日時：2018年1月29日 23時

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