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34Y ページ34
見覚えのある横断歩道。
S「大丈夫？」
Y「なんか、ここ前に来たことある気がする。」
はっきりは思い出せないけれど
ここからの光景は頭が覚えていた。
Y「う〜ん、いつ来たんだろう……。」
絶対に来た。
でもいつの事なのか、
どこから来てどこに向かっていたのか、
はっきり思い出せない。
しばらく考え込んでいると、
S「Aちゃん。」
ーー！！！
名前を呼ばれて驚く。
Y「スンちゃん！私、前もこの場所で
スンちゃんに名前呼ばれた気がする！！」
少しだけ記憶が戻ったことが
嬉しかった。
スンちゃんも喜んでくれると思った。
S「そっか、思い出してよかった。
でもあんまり無理しないで。」
少し寂しそうな笑顔に戸惑った。
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作者名：VIP | 作成日時：2018年1月29日 23時
