僕は案内係6 (ページ13)

今日:12 hit、昨日:0 hit、合計:12,261 hit

13Y ページ13

話しかけられて目を開けると

そこには少し怖そうだけどすごく綺麗な人が。

ーーだ、誰だろう…？

Y「こ、こんにちはっ」

事故と記憶のことは、一部の社員しか
報告していないとのことだから
この人が事情を知っている人なのか
そうでない人なのか、分からなかった。

とりあえず挨拶をした。

？「はぁ？私達そんな仲良しだっけ？」

Y「……。」

そうでない側の人だったみたい。

？「ていうか、あんたまだ辞めてなかったの？」

ズキっと頭が痛む。

？「あの時言ったよね？
あんたと私達は違う世界の人間だって…。」

Y「何の話…？私実は…」
Y「痛っ…！」

記憶の事、説明しようとしたら、
頭が痛くて割れそうだった。

たまらず、うずくまってしまう。

？「そういう弱いフリ、
しなくていいからこっち向きな！」

？「あんたなんか、さっさと消えてよ！！！」

「「Aちゃん！？ソナ？！何してんだよ！」」

遠くから走ってくる足音がする。

ーーこの声は……