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47Y ページ47
久しぶりに日本に戻って来たことだし
実家に行ってみる事にした。
テソンとスンリのおかげで
気持ちも軽くなっていたし、
克服出来たと思っていた。
実家の方に近付くにつれて
思い出の場所ばかりで
心臓の音が少しずつ強くなる。
バスの中から道の一角に
置いてある花束が目に入った。
それはあの場所だった。
バスを降りてその場所に近づく。
彼の最期のその場所には、
まだ鮮やかな花が置いてあった。
きっと家族の人が置いているんだろう。
しばらくそこに居たけど
帰ろうとして立ち上がると、
Y「あっ」
そこに居たのは彼の母親だった。
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作者名：VIP | 作成日時：2017年11月17日 1時
