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6 光一 ページ6

取り敢えずまだ稼いだ金はたんまりあるし、バイトでも何でもええな。

…あれ、俺バイトも何も、一般企業で働いたことないやん。
面接やって軽いもんやったし、俺バイトなんてできるかな…


家でつよしの面倒みながらのがいいな。
パソコンを開いて探していると、メールが入った。

Jr.の演出をやってみぃひんか、という滝沢からの依頼で、俺は勿論乗った。
ちゃんと賃金は貰えるみたいやし、ビデオ通話で全部打ち合わせするらしいし、俺にピッタリや。


返事したらすぐに資料が送られてきた。

SHOCKのとかもあって懐かしいけど、ちょっと淋しい。
みんな俺のこと覚えてるかな。
ふぉ〜ゆ〜は元気やろか。

資料に目を通して修正したいところを滝沢にメールした。

「つよしくん、ご飯の時間やな。パン、おいで。」

かわいいな、うちの愛息子は。
チューしてまうわ、こんなん。


子育てなんか向いてない思ってたけど、自分の子は可愛いねんな。


「なぁ、つよしくん。」

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作者名:みすず | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2020年6月5日 10時

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