ごじゅうに ページ2
Aside
永瀬『全部、言うで??』
岸『……言うなよ。
言ったら退学だけで済むと思うなよ!!!!』
優太先輩が怒鳴ると、
それに気づいたのか隣の部屋の
3人も部屋に来ていた。
神宮寺『何で…、ここに永瀬がいるんだよ。』
顕嵐『A、その格好…。』
すると、岩橋先輩が無言で
自分の浴衣を脱いで、
覆うように優しく掛けてくれた。
岸『Aに話したら…
お前の人生もめちゃくちゃにしてやるからな……。』
廉『………っ、
俺はええねん…っ。
でも美空が可哀想やねん!!!』
美空、…。
あ、美空の好きな永瀬と私…っ。
なんてことしちゃったんだろ…。
A『どうしよう…。
私…、また美空のこと…傷つけちゃう…。』
廉『傷つかへんで。』
顕嵐『おい、永瀬っっ!!!』
顕嵐が永瀬の胸ぐらをつかんだ。
ねぇ、まだ何か隠してるの??
岩橋『Aちゃん、こっち。』
岩橋先輩に引っ張られて、
隣の部屋に移動した。
A『まだ何か隠してるんですか??』
岩橋『………Aちゃん、。』
A『話してください、』
岩橋先輩を見ると、
目に涙を溜めていた。
岩橋『話したら……今度こそ、
Aちゃんが離れて行っちゃう…。』
A『……離れませんから…っ。
全部受け止めますから…。
だって私、4人のこと大好きなんです。
離れたくても、離れられないんです。』
岩橋『Aちゃん………っ。』
岩橋先輩が私を
弱弱しく抱きしめた。
岩橋『分かった……、ちゃんと話すね…。』
そう言って、全部話してくれた。
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作者名:いちごみるく。 | 作成日時:2015年3月23日 14時