ぷれいがｰると４人の狼。 (ページ42)

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よんじゅうにページ42

Aside

岸『…はぁ…はぁ…ここならいいだろ…』

何故か優太先輩に引っ張られて
走った先が…

A『ﾄｲﾚのどこがいいんですか…。』

するとまた私を引っ張って

岸『個室の密室感、好きなの。』

そういって男子ﾄｲﾚの個室に2人で入った。

A『何でこっちなんですか…。』

岸『俺女子ﾄｲﾚ入ったら、捕まるわ。』

……納得、はできないけど

A『男子ﾄｲﾚっていうのも…私すごい違和感…。』

すると、足音が近づいてきて
男子ﾄｲﾚに入ってきたのが分かった。

優太先輩を見れば、
しｯｰ、と口元に指を立てていた。

『あぁｰﾏｼﾞでさ可愛かったよな。
さっきのｾｸｼｰ美女。』

ｾｸｼｰ美女、と聞いて
自分の格好を確認した。

あ、もしかして私??←

すいません、嘘です。←

『でもさ、俺らのこと追い払った
あのｲｹﾒﾝ4人組いたじゃん??』

『あぁ、いたな。』

『あの女あの4人で遊んでるよな、絶対。』

ん??ｲｹﾒﾝ4人??
ｾｸｼｰ美女。

あ、やっぱり私だ♡←

・

私が?遊んでる??
遊んでる???えっ。

遊んでんの?ｾｸｼｰ美女が?私が??←

それは過去形っすわ、←

『あぁ、分かるわ、笑
可哀想だなあの4人も、笑
すぐにぽいってされるんだろうな、笑』

『でもさ、あの女…
結構いい声出しそうじゃね??』

『お前すぐそっち系いくよなｰ笑』

『一回でもいいからやりてぇ!笑
絶対気持ちいいわ。』

何言ってんだ彼らは。

すると優太先輩がいきなり
個室の鍵を開けてまた
私の腕を掴んで

岸『ｺｲﾂ、俺の彼女だし。
4人じゃなくて俺だけのだし。
遊ばれてないし。確かにいい声出すよ?
それにめっちゃ気持ちいいよ。
何回も俺、やってるから。』

何言ってんだ、こいつ。←

するといきなり後頭部を
押さえつけられて、ｷｽされた。

それも、深いの。

A『ちょ…んぁ…やぁ…』

抑えきれない声を出すと
離れていき、

岸『ほら、いい声出すだろ?
でもな、お前らには出せねぇよ。
俺だけが出せる声、だからさ。』

結局可愛い嫉妬をしてくれたって
ことですよね、優太先輩。

やっぱ嬉しかったのかな、私。
少し顔が熱くなってた。

・