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にじゅういち ページ21

ASIDE






神宮寺『マジ幸せ、お前が隣なんて。』







A『半強制的になっただけですやん。』








神宮寺『関西弁とか、可愛いッ。』








何この人、こんな今まで
こんなデレ宮寺だったっけ…??







でも、私の望み通り一番後ろの
定番の窓側っていうね。









美空『永瀬くんったらー!!!笑』








廉『何やねん!笑うとめーちゃ可愛えやん!』








美空『そッそんなこと…ッ///』








廉『照れてるん??笑』








美空『酷いッッ!!!///からかわないで!//』









…え、付き合ってんの??←









神宮寺『ほーら♪お前の親友ちゃんには酷い
ことするわけないじゃーん♪』









A『には、って怖いわ、笑』







冗談っぽく笑った。







神宮寺『本当だよ。甘くみないで??』









A『神宮寺…??』









神宮寺『ま、知らない方がいいかもね。』









どういうこと??








って聞きたかったけど









先生『さ、授業始めるぞー。』









先生の声で私の声は
神宮寺には届かなかった。









少し、生徒会は怪しい。
というか怖い。
頭の中が警報を出していた。








生徒会、やめたほうがいいっていう警報が。









神宮寺『A、生徒会はもう
抜け出せないからね??』









私の心をわかりきったかのような言葉に
さらに恐怖心が強くなる。









私、神宮寺の隣なんて…嫌。









なんか、自分の席なのに楽になれない。
窓側じゃなくてもいい。









あのデブメガネの隣でいい。









A『先生…ッ。目、悪いんで
前の席にしてもらってもいいですか??』









先生『え、でも前も後ろの席だったはず
だろ??急に目が悪くなったって言うのか??』









A『いや、元々目が悪くて、
我慢してたんですけど、やっぱ無理だったんで。』









先生『そういうことな『先生??』









先生の言葉を塞いだのは…神宮寺だった。









神宮寺『目、この人めっちゃいいッすよ??
嘘ついてるだけでーす。だから席はこのままで。』









A『……なんで私が神宮寺なんかに
従わなきゃいけないの??もう自由にさせてよ…。』









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作者名:いちごみるく。 x他1人 | 作成日時:2014年12月5日 22時

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