検索窓
今日:4 hit、昨日:0 hit、合計:7,905 hit

8 話 ページ8

風「......そんな暗い顔するなよ。



俺、2年よりもっと生きてみせるから。」





2年より、もっとじゃない。





私は、風磨くんにもっともっと、何十年先も生きてほしい。







でも、そう言ったら、困るだけでしょ?









「...生きてみせてね」





だから、私はそう言った。





風「...あぁ。」






その無理した笑顔を、私は一生忘れることはないと思う。





健「風磨...もう、無理して笑わなくていいよ。」



風「...分かっちゃうよな。」



健「そりゃ分かるよ!何年も一緒にいただろ。」





ケンティーは、ずっとそれが続くと思っていたんだ。




私だって...風磨くんとはずっと一緒に仲良しな幼馴染みとしていられると思ってた。









風「ハァ...仕事どうしようか。

皆に迷惑かけるな。」



健「こんな時にそんな心配するなよ。4人で頑張るから。」



風「悪いな、中島。」



「もう、仕事のことは気にしないでね。」





だから、少しでも長く生きて。

9 話→←7 話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (15 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
63人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

真奈 - 悲し (2018年11月4日 4時) (レス) id: 628f054dbd (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:TTR | 作成日時:2018年2月24日 16時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。