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ー16ー ページ16

「......勝利くん。」

「...何?」




Aは涙で濡れたままの顔で笑った。





「泣かないで。」






今度はAが俺の涙を拭ってくれる。






...本当、そういうところが









「...大好きっ!」




ギュッ






強く、抱きしめた。




「...勝利くんっ...!」





「.......俺、お前を守るから。

どんなことからだって...!







だから、









俺と、もう1度









やり直してくれない?」









「.......うん。」









お互い顔を見合わせて、笑った。

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作者名:TTR | 作成日時:2017年12月27日 17時

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