おもいで金平糖 〜SZ.SS〜

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「ごめん。








私たち、別れよう。」








そういって君は後ろを向いて、歩きだした。









俺はその背中をただ、見ていることしかできない。









驚いて、頭が真っ白で、






声が出ない。









「行かないで。」









それさえも言えなくて。









町のノイズが俺の胸を突き刺すだけだった。









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そして、現在に至る。






大好きな彼女、Aに振られて1か月。





まだ、それをひきずっている俺、佐藤勝利。









あの日のことが、頭の中に蘇る。









...どうしても、立ち直れそうにない。

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