第47話 ページ48
ローside
A屋の言葉を聞いたとき意味が分からなかった。何故こっちから頼んだ訳でもねェのに赤の他人を、ましてや会ったこともねェ奴を助けようとするのか。ただ俺がA屋を治療した借りを返そうとしてるのか？
「…助けられるという保証は」
すると一瞬A屋の顔が何か思い詰めたような表情をする
A「っ…ない、が、不可能だったら私を殺したって構わない」
…とにかく今はバンダナの無事が優先だ。俺はベポにA屋を担いで行くように言い船へと向かった
ー殺したって構わないー
何故他人に命までかけるのか、A屋の行動に疑問を抱く。船へ向かっている間、ずっとそのことを考えていた
船に着き、治療室に行くとそこには顔色が悪く苦しそうにうなり声を立てているバンダナが
…予想以上にやべェな…
A「…不味いな…殆ど全体に毒が回っている」
A屋は険しい表情で呟く
A「注射器あるか」
シャチが注射器を手渡すと何やら透明な液体の入った小瓶を取り出してA屋はそれを注射器に入れる。
A「…力を抜け」
そしてバンダナの腕に注射を打つ。すると今度は別の小瓶を取り出す。
シャチ「それなんだ？」
A「鎮痛剤だ。力んでしまっては薬が回らない」
そういって再度注射を打つ。
するとほんの少しバンダナの顔が穏やかになる
A「これを本来ならば3日ほどで回復するが…随分と噛まれてから時間が経過している。私の薬でも4、5日はかかるな…」
ペンギン「お前の薬ならどうなんだ？」
A「早い段階で治療をすればはやくて半日、遅くとも2日で完治する」
シャチ「はやっ！？」
…こいつ何者だ？シャチから話は聞いたがまさかこれほどとは…それに普通の鎮痛剤でもあんなに早く効果が出るもの何てみたことねェ。そして店に置いてあった医学書も内科や外科、薬剤など様々な分野が置いてあった。
「…フッ…」
…確かに船に置いとけばこいつは役に立つな
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ルナ - オプファーさん» ……あーッ！ほんとだ！！そうですね！あの頃の私はどうかしてました…40代だと骨と皮だけになってしまう…ご指摘ありがとうございました！ (2019年8月4日 13時) (
レス) id: 0e47445b20 (このIDを非表示/違反報告)
オプファー(プロフ) - 192cmで40kg代は軽すぎます！身長もあるし筋肉もついてるだろうし……192cmのシンデレラ体重でも66.4kgです！細くて軽い夢主人がいいのはわかりますが、流石にリアリティがなさすぎて^^; (2019年8月4日 13時) (レス) id: e23b6d792c (このIDを非表示/違反報告)
ルナ - レイれいさん» 本当ですか！？ありがとうございます！これからも頑張ります！ (2019年7月22日 9時) (レス) id: 0e47445b20 (このIDを非表示/違反報告)
レイれい(プロフ) - なにこれ、すっごい面白いんだけど (2019年7月21日 17時) (レス) id: bed35b9be5 (このIDを非表示/違反報告)
ルナ - 綾さん» ありがとうございます。「好き」というものほど嬉しい言葉はありません！これからもどうぞこの作品を見守っていただければ嬉しいです！ (2019年6月25日 22時) (レス) id: 0e47445b20 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：*琉華* | 作成日時：2019年6月8日 18時
