第41話 ページ42
〜数時間前〜
チアside
「Aさん、おはようございます！」
部屋に行くとAさんがベッドに腰掛けて本を読んでいた。
A「…あァ、おはよう」
「…って何本読んでるんですか！寝てないと！まだ回復しきってないんですから！」
A「ほんと読むぐらい別にi「ダメです！」…チッ」
Aさんは舌打ちをするとふてくされた様子で本を閉じる。
A「…そうだ、チア、使いを頼む」
「お使いですか？わかりました！」
僕はAさんからメモを貰って町へと向かった。
えっと小瓶にチヌナヌ草、新世界の薬草についてかかれた本…ってAさん反省してないですよね？
男「おっ、チアじゃないか！」
町に着くと知り合いのおじさんに合った。
男「Aのお使いか？そういえば最近A町に来てないけどどうしたんだ？」
「A今ちょっと病気で…」
僕がそこまで言うと男は「はぁ！？！？」と大声をあげる。
男「あのAが…病気！？」
すると周りにいた人達もこちらを見てピタッとまるで時が止まったように止まる。
…そう言えばAさん、病気なんて覚えてる限り一回もかかったことないって言ってたっけ…
男「大丈夫なのか！？」
「だ、大丈夫ですよ！？もう目を覚ましましたしあとはk男「はァ！？気絶する位酷いのか！？」え、あ、いやっ！そうじゃなくて！」
何とか言葉を撤回しようとするがもう遅く瞬く間にこの事が町じゅうに広まった。
とあるところでは
「Aさん、すごく危険な病気にかかったらしいわよ！」
「聞いたよ、あのAが気絶したんだろ？」
またとあるところでは
「Aさん、不治の病に侵されてるって噂よ！」
「心配だわ…何とかして治せないかしら…」
「こうしちゃられん！Aのところ行くぞ！」
……まずい、めっちゃまずい事になった気がする。
______そして今に至るのだった。
A「…ハァ…」
町の人達が帰った後、Aは大きなため息をついた。ちなみに船長さん達はというと少し前に森へ散策へ行くと出ていった。
「…でっ、でもこんなにAは町の人に思われてるんですよ！ねっ！」
A「……」
Aさんはジト目でこちらを見る…ごめんなさい、本当にごめんなさい。
心の中で土下座をして謝っているとAさんの口元が緩んで優しい笑みをする。
A「…フッ…そうだな…」
「…っ！？」
その笑みに思わず顔が赤くなる。僕はそれを隠すために前髪を直す振りをした。
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ルナ - オプファーさん» ……あーッ！ほんとだ！！そうですね！あの頃の私はどうかしてました…40代だと骨と皮だけになってしまう…ご指摘ありがとうございました！ (2019年8月4日 13時) (
レス) id: 0e47445b20 (このIDを非表示/違反報告)
オプファー(プロフ) - 192cmで40kg代は軽すぎます！身長もあるし筋肉もついてるだろうし……192cmのシンデレラ体重でも66.4kgです！細くて軽い夢主人がいいのはわかりますが、流石にリアリティがなさすぎて^^; (2019年8月4日 13時) (レス) id: e23b6d792c (このIDを非表示/違反報告)
ルナ - レイれいさん» 本当ですか！？ありがとうございます！これからも頑張ります！ (2019年7月22日 9時) (レス) id: 0e47445b20 (このIDを非表示/違反報告)
レイれい(プロフ) - なにこれ、すっごい面白いんだけど (2019年7月21日 17時) (レス) id: bed35b9be5 (このIDを非表示/違反報告)
ルナ - 綾さん» ありがとうございます。「好き」というものほど嬉しい言葉はありません！これからもどうぞこの作品を見守っていただければ嬉しいです！ (2019年6月25日 22時) (レス) id: 0e47445b20 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：*琉華* | 作成日時：2019年6月8日 18時
