第35話 ページ36
Aside
目を開くとそこは見慣れた天井だった。寝返りを打とうと動くと体に痛みが走る。
「…ってこれ前もやったよな…」
私は痛む体を庇うようにゆっくり上半身を起き上がらせると私は辺りを見回し時計に目をやる。
7:45 a.m.
…今日は何日だ…っていうか私は生きてるのか死んでるのかどっちだ…あと、この部屋に海賊がいたような気もしたがきのせいか…
「…」
…疑問が多過ぎて頭が混乱する。私は落ち着こうとピアスに手を運ぶ。そのとき右腕に違和感を感じた。
「…？」
私はじっと右腕を見つめる。そして違和感の正体が分かった時、驚きのあまり目を見開いた。
「っ！？痣が…っ！？」
腕のほぼ全体を白く覆っていたあの痣がどうみても少なくなっている。…なぜだ…
ガチャリ
部屋のドアが開く音がして私はそっちに目をやる。
チア「…ぁ…ああ…あ…」
そこには小刻みに震えているチアが。
「チア…」
私が呟くとチアは猪のように私に突進してくる
チア「Aざぁァァんんん！！」
「ぐっ…！！」
勢い良く突進してきた為、体にも激しい痛みが走る。しかしそんなのも感じないくらい私の胸の中はいっぱいだし頭の中は真っ白だった
チア「Aざぁん！！ごめんなざいぃぃ！！ずみまぜんでじだァァ！！」
「…チア…」
私が驚き目を見開いている間、チアは私に抱きついて声を上げて泣いている。それを見て私の疑問が一つ解ける
…あァ、私、生きてたんだな。
私はチアのことを抱きしめ返す
「チア…私こそ、悪かった…」
チア「Aざん…ひっぐ…」
「たかがあんなことで取り乱してしまって…」
チア「ぼぐだっで…！！Aざんのぎもぢもがんがえずに°“^」”(※÷$£♭%¢…」
「…あァ、お願いだからまず泣き止め」
私はなんとかチアを泣き止まそうと背中をさすっているとガチャリとドアが開く音がする。ドアのほうを見た途端、私はやっぱり死んでるんじゃないかと思った。
しょうがないだろう、億超えルーキーが居るんだぞ。
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ルナ - オプファーさん» ……あーッ！ほんとだ！！そうですね！あの頃の私はどうかしてました…40代だと骨と皮だけになってしまう…ご指摘ありがとうございました！ (2019年8月4日 13時) (
レス) id: 0e47445b20 (このIDを非表示/違反報告)
オプファー(プロフ) - 192cmで40kg代は軽すぎます！身長もあるし筋肉もついてるだろうし……192cmのシンデレラ体重でも66.4kgです！細くて軽い夢主人がいいのはわかりますが、流石にリアリティがなさすぎて^^; (2019年8月4日 13時) (レス) id: e23b6d792c (このIDを非表示/違反報告)
ルナ - レイれいさん» 本当ですか！？ありがとうございます！これからも頑張ります！ (2019年7月22日 9時) (レス) id: 0e47445b20 (このIDを非表示/違反報告)
レイれい(プロフ) - なにこれ、すっごい面白いんだけど (2019年7月21日 17時) (レス) id: bed35b9be5 (このIDを非表示/違反報告)
ルナ - 綾さん» ありがとうございます。「好き」というものほど嬉しい言葉はありません！これからもどうぞこの作品を見守っていただければ嬉しいです！ (2019年6月25日 22時) (レス) id: 0e47445b20 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：*琉華* | 作成日時：2019年6月8日 18時
