第19話 ページ20
ローside
「シャチ！ペンギン！道具持ってこい！」
「「えっ…アイアイ！！」」
俺は甲板で盗み聴きしていたシャチとペンギンに言う。バレてないとでも思ってたのか…
あのガキを見ていたら一瞬、昔の俺を見ているような感覚に襲われた。それでいつの間にか引き受けていたのだ。シャチとペンギンが医療器具を持ってくるとガキは町の方へ走り出す。俺たちはその後を追う。
シャチ「…」
ペンギン「…何走りながらボーっとしてんだ？」
シャチ「いや、キャプテンよく引き受けたなーって。なんでですか？」
ロー「…さァな」
逆にこっちが聞きてェ。この島に来てから何故だか調子が狂う。何故今頃過去を思い出すような事ばかり起こるのか…そんなことを考えていると町を抜けて森へと入って行く
シャチ「…ほんとにこんなところにいんのか？」
天気のせいもあるのか辺りは薄暗く気味が悪い。そう思うのも無理ないだろう。
少年「…ハァ、ハァ…は、はい…ここを抜けたところに…ハァ…」
すると一気に視界が開ける。そこには一軒の家がぽつんと佇んでいた。
少年「ハァ…ハァ…どうぞ…入って、ください」
俺たちは言われるがままにその家の中へ入る。
中はまるで店のようになっていて奥にはカウンターがある。そして壁にはぎっしりと医学書や薬草などについての本が並んでいた。…ここはコイツの家なのか…
「おいガキ、ここはてめェの家か」
少年「い、いいえ…今から診ていただく人の家です…」
聞きながら棚に並んだ医学書を一冊取り中身をパラパラと眺める。
少年「あ、あの…」
ガキがいいずらそうに言う。そう言えば治療に来たんだったな。俺は本を棚に戻してガキに問いかけた。
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ルナ - オプファーさん» ……あーッ！ほんとだ！！そうですね！あの頃の私はどうかしてました…40代だと骨と皮だけになってしまう…ご指摘ありがとうございました！ (2019年8月4日 13時) (
レス) id: 0e47445b20 (このIDを非表示/違反報告)
オプファー(プロフ) - 192cmで40kg代は軽すぎます！身長もあるし筋肉もついてるだろうし……192cmのシンデレラ体重でも66.4kgです！細くて軽い夢主人がいいのはわかりますが、流石にリアリティがなさすぎて^^; (2019年8月4日 13時) (レス) id: e23b6d792c (このIDを非表示/違反報告)
ルナ - レイれいさん» 本当ですか！？ありがとうございます！これからも頑張ります！ (2019年7月22日 9時) (レス) id: 0e47445b20 (このIDを非表示/違反報告)
レイれい(プロフ) - なにこれ、すっごい面白いんだけど (2019年7月21日 17時) (レス) id: bed35b9be5 (このIDを非表示/違反報告)
ルナ - 綾さん» ありがとうございます。「好き」というものほど嬉しい言葉はありません！これからもどうぞこの作品を見守っていただければ嬉しいです！ (2019年6月25日 22時) (レス) id: 0e47445b20 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：*琉華* | 作成日時：2019年6月8日 18時
